月日は百代【BABY-G BGD-10KPP-7JR】の過客にして

午後1時。
ちーん。
オフィスに通じるエレベーターのドアが開くととともに
♫ブリン、パンパンッ。ブリン、パンパンッ、ブリン、パンパンッ、ブゥ～。
オ～ナラ～じゃないのよ～、チ～丸ラ～なの～♫
ご機嫌な流行曲の替え歌を歌い、激しいダンスを踊りながら登場した美女婆は最近、昼休みが始まるとスムージーを一気飲みしてどこかに外出するのだが、それは、どうやら、ユーチューブの動画を見て感化された彼女が地元のタクシー会社に行き、洗車や休憩をしている運転手の前で急に踊り出すらしく
「困っているんですよ」
と知人を通して耳にしている。
「ん？」
今日も暑い中、スーツパンツ姿で踊り狂い、午後からは、ひたすら無心で時間の経過と格闘する算段で、分厚い数独の雑誌を抱えている彼女の、その眼の前に広がる殺伐とした雰囲気を察し
「またかよ」
とため息を吐く間も与えず
「美女婆、よく聞け！私につけば、ボーナスの査定をアップ。木村のボーナスポイントは没シュート、すべて君のものだ」
「よっしゃあっ！」

以下のエントリーからの続き

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BABY-G
BABY-G + PLUS
BABY-G＋PLUS THE POWERPUFF GIRLS コラボレーションモデル
BGD-10KPP-7JR
JPY 16,500円
主なスペック：Specifications
＋ケース＆ストラップ材質：樹脂・ステンレス
＋Case & Strap Material：Resin / Stainless Steel
＋ガラス材質：無機
＋Glass Material：Mineral
＋ケースサイズ：42.8 x 39mm：Case Size
＋厚さ：14.7mm：Thickness
＋重さ：33g：Weight
＋駆動方式：電池
＋Movement：Battery
＋10気圧防水：10bar
＋発売日：2024年7月5日
＋Released：July, 2024
＋その他：ストラップ付専用ホルダー

出ましたっ！
今年で30周年を迎えるBABY-Gとタフでキュートな
「パワーパフガールズ」
とのふぼふぼ限定モデルが

専用のストラップ付ホルダーに格納することで2通りの装用が楽しめる
「BGD-10」
シリーズから登場です。

この
「パワーパフガールズ」
を知らないチウネんのしう部長がレビューしたところで、なんの実感もわかないと思うので、今回も、私、美女婆が代わりに

美女婆レビュー

きゃわわ

パワーパフガールズみたいにキャピキャピ、ワクワクして、このモデルを検索してしうブログの当エントリーにたどり着いたうら若き女性の皆さんに喜んでもらえるように頑張ってレビューするかんねぇ～

さあ、盛り上がってきたぞ～。
パワーパフガールズは、日本のキャラクターではなくって、アメリカの人気キャラクターが日本に上陸したんだから

当BGD-10KPP-7JRは日本ではもちろんのこと、海外でも人気が出るかもしれないよ～。

この度は、当BGD-10KPP-7JR自体に専用ホルダーが付属していて、そのホルダーを首からかけたり

防水性が10気圧だから、お風呂に入れて、お父さんの丸

ソ〜リ〜。ちょっと興奮しすぎたかも。
でも、普通の腕時計のように手首にもつけられるし、上掲の画像のように

ストラップが簡単に引き抜けて、専用ホルダーをつければ首から下げて、お買い物したり、スイーツを貪る画像をチックトックに投稿したり出来るんだぞ〜。

専用ホルダーには、付属のステッカーを張ってデコレイトすることもできるし、ホント、楽しいんだかんね。
数量も少なく、ほぼほぼ限定だから、ぜひぜひ、なかいしうで買ってねぇ

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以下の、中井脩ECサイトから、ご購入いただけます。

各種クレジットカード、WEB無金利ショッピングローンなどに対応しています。

中井脩ＥＣサイトでご購入いただきますと、とても素敵なご購入特典をプレゼントいたします。
（まだまだいっぱい、余ってんだかんね～）

『疾風迅雷』
を信条とする美女婆が握った拳を大きく振り、天を衝く姿は鬼神のようで
「汚え。卑怯者が」
その様子を見た木村は今や、まるで雨に打たれた濡れ鼠ように見すぼらしい姿で地にひざまずいている。
プロジェクトメイヘム、セクション1、完了。
そう。
美女婆は、木村にとって超えることのできない壁。
「さらに、美女婆。忙しい私の代わりに、君一人で木村を仕留めれば、私のポイントの10％を進呈しようではないか」
「10パーも！！！」
「ど、どこまでも腐った、やつ」
うめき声を地に吐き捨てるような木村の姿を
「部長は前から腐ってんの、ウフフ♡」
「うわぁあああああ」
軽佻に笑う彼女の視線には一瞬、諸行無常の寂寥が宿ったろうか。
「うぁああああ、いやだぁああああ！！！」
彼女を恐れ、オフィスのフロアに転げ回る木村の、命運が風前の灯火のように揺れ動く様子が映る、美女婆の冷たい目。
『奥の細道』
を座右の書とする彼女には、今、絶望にのたうつ男が、行き交う月日の旅路において、路傍にて野垂れ死にするる小さき旅人に見えているのかも知れない。
南無。
さらば、小さき行商人よ。
「そうさ。私は腐っている。木村が副業で製造している発酵食品よりも腐っているのさ。さあ、どうする、美女っ、」
とその時。
しっ。
風を感じた。
突然のことに立ち尽くす我が眼の前、わずか5㎝に
『23.5cm』
と書かれたタグの貼られた靴底らしきものが見えている。
「ひっ」
と同時に股間に、ほんわかと温かさを感じている自分に気付く。
大丈夫。もれてなんか、ない。
（ジョロ）
ほぼ。