ASTRON
NEXTER
SSH161
アストロン
ネクスター
SBXC161
JPY 286,000円
主なスペック:Specifications
+ケース&ストラップ材質:チタン
+Case & Strap Material:Titanium
+ガラス材質:サファイア
+Glass Material:Sapphire
+ケースサイズ:49.5 x 42.0mm:Case Size
+厚さ:12.4mm:Thickness
+重さ:106.0g:Weight
+駆動方式:ソーラーGPS
+Movement:Solar GPS
+10気圧防水:10bar
+発売日:2024年11月9日
+Released:November, 2024
アストロンの
「NEXTER」
新製品はクロノグラフ:ストップウォッチ機能を搭載しながら
2024年6月に発売されたばかりのクロノグラフ搭載モデルと比べてサイズダウンしたのが
3カラーバリエーション
例えばこちら。
当SBXC161のシリーズ3カラーバリエーションであり、どのくらいかというと、なんと
横幅にして1.2mmも
いいですか。
精密機械でありながら、常用するうちにさまざまな衝撃や
水の侵入などに耐えなければならない腕時計におけるダウンサイジング
「1.2mm」
というのは、大変な技術が必要になるのは、想像に難くない。
いや、私は時計メーカーで働いたことがないので、実感はないものの、例えばどうだろう。
毎日、着用するというわけではないが、その安全性には、それこそ生命の誕生に関わる信頼性が必要となる
装着感を実現
そう
「コンドーム」
の歴史を紐解くと、見えてくるものがあるのではないか。
そう考えた私は早速、上掲、相模ゴム工業のサイトを確認し、確信した。
こちらも1.0mmの
サイズダウン
相模ゴム工業が日本初のポリウレタン製コンドーム
「サガミオリジナル」
を発売開始したのが1998年。
私が生まれた年である。
その後、サガミオリジナルは進化の道を辿り、2005年に誕生したのが、世界初の
「うすさ0.02mm」
を実現した
「サガミオリジナル002」
である。
1998年に誕生したサガミオリジナルがどのくらいの厚さだったかはわからないが、7年でわずか0.02mmの薄さを実現した相模ゴム工業の快進撃は続き
今後、その薄さを0.001mmと桁を一つ少なくするのは間近ではないか
と思われたが、そこから、茨の道、試練の道のりがサガミオリジナルに待ち受けていると知る者はいなかった。
「0.01mmを実現する!」
開発会議では、当時の社長が激を飛ばした。
が
『プロジェクト001』
は遅々として進まない。
破けるのだ。
穴が開くのだよっ!
コンドームにとって、信頼性はなくてはならないもである。
その信頼性を確実にしながら、0.01mmの薄型化は、素人が想像するほど簡単ではなく
粗い縦筋目が美しい
プロの彼らが夢想するほど希望のあるものではなかったのだ。
当時の開発主任、木村(仮名)は言う。
「夢で見るのです。好物のウインナーをパリッと食べるたびに一人、また一人と自分の子が増えていく。子どもが大好きだった自分の拒絶感に、自分が嫌でたまらなくなる。私は、それから、ウインナーを食べることができなくなりました」
と。
そんな開発者たちの苦悩と努力の末、サガミオリジナルが、ようやく世界初の
「うすさ0.01mm」
を実現した
「サガミオリジナル001」
の発売に漕ぎ着けたのはなんと2013年。
「サガミオリジナル002」
発売から8年後のことだと知れば、如何に、安全性を確保しながら薄さを実現するというのが難しいか、おわかりいただけるのではないだろうか。
アストロン当SBXC161のダウンサイジングもこのような開発者たちの葛藤を経て、さらに僅か半年余りで達成されたというわけでありますから、ぜひ、当SBXC161を初めとする新シリーズを、店頭でじっくり触ってみていただければと存じます。
とここまで書いてきて、どこかで読んだ覚えがある文章だなと当ブログを改めて検索すると
今年の4月に、同じようなの書いてましたwww
こっちの方が力作かな、とか。