現代版【プレザージュ SARY235】クラウンクロノグラフ

SEIKO
PRESAGE
セイコー
プレザージュ
SARY235
クラウンクロノグラフ 60周年記念限定
世界限定5000本（うち国内800本）
JPY 67,000円＋税
主なスペック : Specifications
• ケース＆ストラップ材質：ステンレス
• Case & Strap Material : Stainless Steel
• ガラス材質：ハードレックス
• Glass Material : Mineral
• ケースサイズ：46.2 X 39.5mm : Case Size
• 厚さ：12.0mm : Thickness
• 重さ：131.0g : Weight
• 駆動方式：自動巻き(4R35)
• Movement : AUTOMATIC
• 精度：平均日差+45秒〜−35秒
• 継続時間：約41時間
• 5気圧防水 : 5 bar
• 発売日：2024年1月26日
• Released : January, 2024

1964年の東京オリンピックが開催される、そのときに合わせて、発売された

国産初のストップウオッチ機能搭載
「クロウン クロノグラフ」
の60周年を記念して復刻したのが

当SARY235でございます。
じゃん。

いかがでしょう。
直上のモデルが、まさにクラウンクロノグラフなのですが

ストップウオッチ機能非搭載なので、プッシュボタンはないものの

なかなか精度の高い再現ぶり。
もちろん、現在の技術によって、精密さに宿る美は、当時のクラウンクロノグラフを大きく上回っています。

こうして見ると、ヴィンテージな時計の懐かしさも味があっていいもの。
以下のエントリーでは、クラウンクロノグラフ以外にも、セイコーの時計博物館からお借りした年代物のウオッチを掲載しておりますので、ご興味のある方はどうぞ。

ただ、ここまでで

こんな風に、クラウンクロノグラフの復刻モデルを何度か見たと、検索に走る方もいらっしゃるのではないか。

そう。
当クラウンクロノグラフはいままで何度か限定モデルとして復刻しており、直近４、5年で言えば

2021、2022、2023年の3年間、発売されていないのは、コロナ禍の影響だったからか。

時代の様相を映し出すのは、マスメディアが発信する動画やテキストだけではなく、このような製品のデザイン、サイズ感、限定本数などからも読み取れる

しかし、テレビがなんとも、あれですね。
ゴールデンタイム（笑、にテレビをつけてみると、面白さ控えめの芸人がご飯を食べたり、食べているところを見てみたり、ゲームやクイズをし歌も歌ってみたりして、ガチャガチャ騒がしい。
そんな様子を見て

とか笑い芸を炸裂させたり

発〜表！」
とか、もう、どうでもいいなあと辟易しているところに、マッツンの話や、虫唾の走る政治家の裏金問題を、お盆を両手で頂きながら伝えているアナウンサーがいるなあと思ったら、タブレットを両手で持っている姿だったので
「出汁w」

久しぶりに見たニュース23で笑わせてもらい（笑っていない
テレビを消して寝床に入り、情報のあふれかえる今の世について、考える。
いや、考えない。
寝床で、女子一人の車中泊動画を眺め、ブルンっとかパッツンとか
「そっちがメインかな」
というチャンネルを発見して、チャンネル登録をしようかと一瞬、考えるものの、チャンネル登録をしたところで、何か起こるわけもないことに気付いて、寝る。
起きると、シマエナガと一緒に踊っているアナウンサーたちに後押しされて

会社に出勤し、今、ぼんやりと考える。
マスメディアも大変だ。
公共性が高いため、がんじがらめになり、情報流通が劇的に早くなってきている今、機動力が足りない、いや、発揮できない、のかも知れない。
では、どうするか。

自分たちが機動力を発揮できないなら、機動力のある人たちに動いてもらったらどうか。
機動性をじゃんじゃん発揮している様子を見てもらったら、どうか。
例えば、走っている姿を。
正月早々、2日間、10時間に渡り、機動性を発揮、すなわち走り続けている姿を放送するのだ。

と。
無尽蔵とも思える学生たちの機動性を放送し続けるあのイベントの中継が、年々、激化、加熱しているように感じられるのも、ここら辺りに要因があるのではないか。

一生懸命、躍動している諸君。いや、その周りの大人たちよ。

暇な、いや、有り余る時間と、くすぶって沈下していくばかりの己の情熱を、他人の姿に賭ける人々は、不祥事などで
「裏切られた」
と感じたとき、その情熱をどこにぶつけるか。