「あくさっ」
休みの日、隣に住んでいる義母の犬トイプードルのミノラを散歩に連れて行ったついでにウチに持ち帰って撫でてさすって可愛がってあげる。彼女は聡明だ。撫でる手を止めると、前足で私の二の腕をちょんちょんと触って、促してくる。面倒くさくなって少し放っておくと、30cmくらい距離をとって座って待っている。
ああ、私のことが大好きなのだ。私を愛しているんだと思う。
その点においてはさすがに動物なりで、一番世話も何もしてあげない私のことをこんなに愛したところで何も返ってきやしないのにと冷たく思うのだが、愛は盲目。人間も動物も変わらないのかもしれない。いや、単純に、その群れの中で一番の権力者を犬は見極めているだけなのだろうけど。
そんなミノラと一緒に毛布にくるまり昼寝をしていて、おならをした。
ブワンッ
すかさず反応して
「いい音するねえ、ニオイはどうかな?」
犬はそんなことは云ってくれない。
ミノラはいつも、私の放屁に驚いて、飛び退るのだ。音とともにダッと飛んで、私の元からしばらく離れている。そして、ほとぼりが冷めた頃合いを見計らって私の元に帰ってくるのではあるが、犬なら犬らしくニオイあるいはその発生源の周辺を嗅いで回ってくれても良さそうなものではないか? あのタイミングでの退避は、絶対、ニオイは嗅げていない、と人間の私は思うのだが、犬の嗅覚を侮ってはいけないのかも知れない。
しかし、妻も同様に、私の放屁に対して異常に敏感に、かつ高速で反応するのだが、何だろう?
カシオ G-SHOCK
GG-B100BA-1AJR
BRITISH ARMY コラボモデル限定
52,000円+税
主なスペック
防塵・防泥構造
駆動方式:クオーツバッテリー(バッテリー寿命約2年)
ガラス素材:無機ガラス
20気圧防水
British Army とのコラボということなので、どこかそういうブランドかと思ったら、英国陸軍のことでした。すごい!
高度と方位、気温をを測定するトリプルセンサーを内蔵。
さらに加速度センサーも加わり、歩数計測も可能に!
カーボンコア構造を採用することにより、ボタンが剥き出しでもG-SHOCKの売り、耐衝撃性を確保。
時計のボタンは機械中心部へ直接、接触するので、この状態で耐衝撃性があるというのは画期的です。
ボタンの操作感は飛躍的に上がりました。
また、BLUETOOTHでスマホと接続することにより、時計自体の時間を修正することができ、時計の操作をスマホから行うことも可能。
バンドにはカシオのプリント技術により、迷彩柄を印刷してあります。
グラスファイバー強化樹脂によって、時計の裏側を保護。衝撃への強化と防塵防泥のMADMUSTER。
さらに、ご確認いただけるだろうか?
A18KZ8
裏蓋にはG-SHOCKには珍しくシリアルが刻印されています。この刻印の仕方もカッコいいですねえ。これは、英国陸軍の時計だからこそ、着用している人に何かあった時のためのIDにもなるわけです。
でかくても、黒すぎはしない。
操作感は非常に良い。これなら、軍が使うツールとして合格するのも納得がいきます。
衝撃にも強く20気圧防水、各種測定が可能でスマホとの連携もできる。
ソーラー電波ではないですが、スマホで時間はぴったしあいますし、この割り切り方が良いとも言えます。
私は欲しい。
カシオ G-SHOCK
GG-B100BA-1AJR
BRITISH ARMY コラボモデル限定
52,000円+税
今現在、テレワークの進捗は、各企業において緊急に進んでいるのだろうか? 確かに当社取引先の方々も、3分の1から2分の1が出社してあとはテレワーク、在宅勤務が多くなっていたりするようなので、案外、着々と進んでいるのかも知れない。しかし、私が東京に住んでいた25年前でさえ、朝の通勤・通学での電車は大変だったのだから、その時から約10%の130万人以上増えていることを考えると、てぇしたもんだ。鳥取の人口の2倍が増えているって話だろ、そりゃあ、ちょっとやそっとじゃ、ソーシャルディスタンスとやらは広がらないのではないのかね。
政府はガツンとしろよ、ガツンと!
そうすりゃあ、日本人は大抵、馬鹿じゃねえんだ、きちんとやったことはやったと認めるさ。しゃきっとしろよ。じゃなきゃあ、次回は危ないよ。
という風にテレビのコメンテーターが言ってくれるわけではないから、情報バラエティ番組も2時間やっていれば話題もなくなり、在宅勤務により夫婦仲の悪化が「懸念される」という新聞記事のような主語がない常套句で話題を作るわけである。東京脱出のハッシュタグがついたツイートが出回り、感染拡大が一時懸念されるという話があったが、これは例の新聞の関与もあながち否定できず
やはり一部マスメディアの恐ろしさも認識していなければならない。
しかし、在宅勤務など無縁な我が家ではありマスメディアにも距離感を感じる私ではあるが、この際、マスコミの波にのって夫婦仲いや夫婦という関係性を再認識すべく、洗いざらい妻への思いをぶちまけてみよう。
というわけで、冒頭は
「あくさっ」
という彼女の、私の放屁に対する反応だが、この反応速度は卓球選手張本を凌駕しているのではないかと思えるくらい、速い。
ボンっ
という音とまさに同時に
「あくさっ」
と彼女は云う。あまりの反応速度に放屁を予感していたのではないかとも思える。私のわずかな動きを捉えて予測しているのではないか。いつも同じではない微妙な体重移動にアジャストして
「あくさっ」
と放屁より先に云っていることがあるかもしれない。
そして、その後、クスリとも笑わない。これが気に入らない。
私だってむやみやたらに放屁しているわけではなく、タイミングをみて発射しているのである。食卓での議論が過熱した時に、幕間的な意味で、一発。子供たちはそこで一息、笑ってくれる。しかし彼女は
「あくさっ」
と条件反射し
「食事中に辞めなさい。全然、面白くないし」
私をそうやって睨みつけるため、子供たちもきまり悪そうに笑うのをやめる。何を! 私だって負けてばっかりではない。
「別に笑ってほしくてしたわけではないさ」
そううそぶくと
「聞いてもらいたかったんだよっ! 俺の魂の叫びをな!」
「うるさいっ!」
This conversation is OVER (映画「Fight Club」より)。
私は続く家族の会話にうつむいて、無我無心で米粒を一粒ずつ食べるのだった。
なんとかこちらに続く
トシ【クロノマット2020 JSP BMP】ありがとう。今年もよろしく ちょっと前のことだけど、晩御飯に出されていた冷奴を食べようとしたら気付いた。何たることだ、冷奴に生姜が添えられていないのである。 ネギはしつこいほどお願いをし...
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