「それってじゃんじゃん踊りの練習ですかw」
時計を持った右手を頭上に掲げて、光の反射角度がもっとこう
「こっちからならいいのにぃぃ」
左手で持ったスマホで、時計の輝きを追いかけるようにしてグルグル回ったところで、輝きを追い越せるわけもなく追いつくことさえできないのに気づいて、じゃあ
「こっち側なら」
反転しても同じこと。
「くっ。ムズいわ」
頭上に捧げ持った時計を右に左に、キラキラと輝かせ、その輝きを逃すまいとスマホで追いかけるようにして見上げながら撮影する様は、鳥取東部のお祭
『じゃんじゃん祭』
で踊られるじゃんじゃん酒(さか)踊りに似ていると言われればそうかも知れない。
盆踊りあるいは沖縄のカチャーシーが素手で踊るのに対して、昔なら右手にお猪口、左手には一升瓶を掲げてあっちにヨタヨタこっちにヨタヨタと舞うスタイルはそのまま、時代とともに捧げ持つ物がビール瓶とコップに変わり、最近ではレモンの短冊とジョッキグラスに変遷しているというから、じゃんじゃん踊りはまさに、鳥取における飲酒の時代背景を写す鏡とも言えるだろう。
そんなじゃんじゃん酒踊りを舞う時のように必死の形相で時計の画像を撮影している私の、5m先のデスクにどっしりと腰掛けて、マインスイーパーに興じている様子が後ろのガラス棚に映っている木村みのるとその奥で、右に左にヨロヨロ、クルクルとよろめいている自分自身の滑稽な様子が対照的で
「ウケるなw」
などと笑っている場合ではないだろう。
「笑いたければ笑えばいいさ」
お前などに揶揄されたって構うものか。
当ブログのユーザー様に読者様に、素晴らしい時計の画像をお届けしたい。
それだけを一心に、これからも、じゃんじゃん酒踊りを舞い踊っていく所存でございますので、今後とも応援のほどよろしくお願いしていただける方は、必ず表示される広告を我慢して以下のボタンを1クリックお願いいたします。
HAMILTON
AMERICAN CLASSIC
Intra-Matic Auto
ハミルトン
アメリカン クラシック
イントラマティック オート
H38755781
109,000円+税
主なスペック
- ケース材質:ステンレス
- ストラップ材質:牛皮
- カン幅:22mm
- ガラス材質:サファイア
- ケースサイズ:42mm
- 駆動方式:自動巻き(2892-A2)
- 5気圧防水
この時計のこの絵面。
というか実物をひと目見て、これはどれほど馬鹿にされようとも
嘲笑されようとも、その美しい姿を届けないではいられないと、木村みのるを目の前に舞い踊りながら撮影した
神々しいほどのこの美しさ。しかも
ハミルトンは厚みを公表していませんが、ざっくりとノギスで計測しますと6.8mmくらい
薄いっ!
さらに
なのでございます。
しかも、裏蓋、裏蓋から覗く機械そしてローター( = 回転錘 ≠ ピンク ≠ 飛びっ子)の美しさやこれ如何に!
裏側のサイドの形状もご覧の通り、緩やかなカン足と相まって、スッキリしながらも何か、ビスも見えるし、ああああああん。
主張しないシンプルな型押しで仕上げられたブラックの牛革は
グラーデーションのグレーダイヤルとオレンジのインデックスの心地よいコンビネーションを
ギュッと引き締めて、ほら、見ていて、本当に楽しく気持ちいい時計なのです。
シンプルなオレンジのインデックスは、植字などではなくて、印刷とか仕上げで表現されています。
1960年代に人気を博した「イントラマティック」が2020年代、こうして復刻版として蘇るという、感動。
サファイアの風防と文字盤は、
ドーム型に緩やかにカーブを描いており
小さなリューズと薄いベゼルは、柔らかいカーブのダイヤルの美しさを邪魔しません。
いりません、そんなもの。
この美しさに邪魔です。
白抜きの日付もバッチリ。
水や汗は、ちょっと気をつけたいところ。
しかし、裏もすごくキレイです。
文字盤がほぼ見えなくて、これほどに美しい佇まいを表象する時計があるだろうか。
まるで、マスクをしたうちの女房みたいで、すなわち、全体像の隠されたマスク越しで見ても美しいのはもちろんのこと、マスクをとってマジマジと見るとさらによりキレイですっていうことで、おあとはよろしかったでしょうか。
ああああああ、そんなマスク美人のハミルトンH38755781は鳥取の中井脩ガーデンで見られますので、是非、以下の続きをご覧になって、鳥取に遊びに来たならば
「じゃんじゃん、じゃんじゃん」
と踊り狂いましょう!
動画もどうぞ!
HAMILTON
AMERICAN CLASSIC
Intra-Matic Auto
ハミルトン
アメリカン クラシック
イントラマティック オート
H38755781
109,000円+税
鳥取県東部、鳥取市のお祭りとして40年近い歴史のあるお祭り
「しゃんしゃん祭」
は、唄や囃子のリズムに乗って金銀、紅白の短冊や和紙で華やかに飾られた竹の傘をハラハラぶんぶんと振り回すしゃんしゃん傘踊りのお祭りで、4000人近い踊り子が鳥取市の目抜き通りの夜を舞う
「一斉しゃんしゃん傘踊り」
ご来鳥、お待ちしてます。
にて、踊り子の傘に取り付けられた鈴の音が
「しゃんしゃん、しゃんしゃん」
と小気味良いリズムで響き渡るのに合わせて、竹傘の鮮やかな色彩が目まぐるしくも整然と舞う様子は、かなり絢爛である。
竹の傘を用意するのに費用がかかり個人では気軽に参加しにくく、また、傘の大きさから踊りの制約があるということで、竹傘の代わりに最近では、幅広のしゃもじのような板に鈴を取り付けた
「すずっこ」( ≠ 飛びっ子)
という、両手それぞれに持って踊り散らかすための道具も誕生して、ますます繁盛、盛大なお祭りになるのではないかと、町おこしの一環としても期待されていたこのごろ、コロナ禍において2年ほど、一斉踊りも中止が続いているのは残念である。
そういう私も、若い頃は職場の連に参加して踊り狂ってはいた。しかし、盆前の昨今の、熱波の中で飲んで踊り散らかすのが、気温と年齢の上昇によって厳しく難しくなって、ここ十数年は見る阿呆を楽しんでいたのではあるが、観覧や囃子を遠くから聞くことさえできなくなるというのはまた、時世の寂寥感を感じざるを得ない。
今年のしゃんしゃん傘踊りはどうなるか。
まだ、わからない状況ではあるが、鳥取市の市井において小規模な集団が
「じゃんじゃん持って来い酒持って来〜い!」
という音頭に合わせて、ピーヒャラポンポコとお囃子の音色も楽しげにあっちやこっちで繰り広げる地元の酒飲み祭り
「じゃんじゃん祭」
がいまだに盛んなのは案外、県外の方には知られていないようである。
3回目のワクチン摂取も順調で、もうそろそろ、コロナもダイジョーブな感じなので、是非、鳥取県東部に遊びに来ていただきたい。そして、年中、至るところで舞われているじゃんじゃん酒踊りに遭遇したなら、あなたも、是非、勇気を振るって参加していただくと、より田舎の、鳥取の楽しさを満喫できること請け合いなのである。
この時計はあっという間に完売しました。
滅びの【プレザージュ SARX087】呪文 この度のセイコー プレザージュ『天空の城ラピュタ』限定しかり『紅の豚』限定 https://siunakai.com/2020-06-27-133902/ 以下のエントリーも含めて4話完結のFish Story...
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