罵られ【プロスペックス SBDC215】踏まれたい

PROSPEX
SPEEDTIMER
プロスペックス
スピードタイマー
SBDC215
JPY 137,500円
主なスペック：Specifications
＋ケース＆ストラップ材質：ステンレス
＋Case & Strap Material：Stainless Steel
＋ガラス材質：サファイア
＋Glass Material：Sapphire
＋ケースサイズ：44.5 x 39.5mm：Case Size
＋厚さ：12.0mm：Thickness
＋バンド幅：20mm：distance btwn lugs
＋重さ：154.0g：Weight
＋駆動方式：自動巻
＋Movement：Automatic
＋精度：日差+25秒〜−15秒
＋継続時間：72時間
＋20気圧防水：20bar
＋発売日：2025年9月5日
＋Released：September, 2025

セイコーのスポーツライナップとして歴史のあるその名を

プロスペックスシリーズへと引き継いだ
「スピードタイマー」
の限定モデルが続々と登場する中

当SBDC215は機械式ムーブメントに
「カウントダウン目盛り付き内転リング」
を装備した新レギューラーモデルとなります。

ここで気になる
「カウントダウン目盛り付き内転リング」
機能とは、ケース側面にあるリューズを操作することによって

ダイヤル外周に位置するリングがクルクルと回転し、残り時間などをカウントしやすい仕組みでありと同時に

機能的にはまぁ、割とどうでもいい

感じではありながら、いかがだろう。

男心をそそる器械部である３時側のケース側面の器械的な印象がより強調され、物欲をくすぐるのではないか。
あああ、欲しかった。

しかも、３日巻きのロングラン継続時間で精度も
「日差+25秒〜−15秒」
とまずまずな６Ｒ５５ムーブメントを搭載してお値段なんと１３万ななせんごひゃく

これを買う。
まだ、機械式腕時計を持っていない僕だったら、これを選ぶ。
自分のための時計。
長く使いたい。

そして、もう少し、背伸びすることができるほどに自分が成長し、少しずつ、持つ時計もステップアップができたなら。

冬には革バンドにしてもいい。あるいは樹脂素材のストラップでよりスポーティでも楽しいかも。
四季それぞれのコーデをしてみたい。
今、日本の特徴的な四季がなくなり
「二季」
のような状態になっているから

自分は夏でも冬でもお腹を出して、ピチッとしたスタイルでいきたいなどと、ただの知り合いの女性が言っていたが、噴飯ものではないか。
誰があんなのの、ピッチピチスタイルを見たいかよ。

確かにボクは言った。
あのタケフジダンススクールで鍛えられたキックで、ボクを踏んづけてもらいたいと。
でも、ごめん。
それはそれだけの話。
踏んづけてもらいさえすれば、それでいい。
一回きり。
ジャニスの熱唱が蘇る、そうワンナイトスタンド。

なのに、そんな思いを勝手に愛の告白だと勘違いして、熱い告白を返したいという美女婆の呼び出しを何とか回避。
そんなときに出会ったのが、あの可憐な女性。銀座で雨にぬれそぼつ僕に傘を差し伸べてくれた天使。
触ると折れてしまいそうな華奢な、白魚のような手。

いや、何度か会ううちに、ミュールを履いた翼さんの足も、足先までまさに白魚のようだった。
ああああ、踏まれたい。
２３ｃｍだという。
それに比べて、美女婆の足は２７ｃｍ。
大きさ的に好みは２７か。しかし。
美女婆は来年、年女だというけど、あれで３５なわけはないだろ、フツーに。とすれば、ふむ。年齢的に爪の水虫の可能性も高い。ああああ、勝負あったり。

と思ったものの、ここからが重要なので、いいですか。
翼さんにプレゼントしたオシアナスのレディス

は１６万５千円なのに比べて、彼女からプレゼントしてもらった当SBDC215は、ああああ、それより安い１３万７千５百円。
どうだろう？
この価格差。
それでいいのだろうか。

確かに、上記レディスオシアナスは
「中井脩」
のＥＣサイトにて

１３万２千円で購入できたから、その面でバランスは釣り合うとは言え、でも、定価ベースだと駄目ですね、全く。
これじゃあ、ボクが損じゃないか。

などと、もちろん彼女に言えないボクはどうすればいいのか。考え、意を決して、ある日のデートの２件目のバーで

「この価格差を、君のひと蹴りで埋めてくれないか」
とお願いしようかと思った矢先に現れたのが、美女婆だったからさぁ大変

つづく、のだろうか）