「戦い」に終始した2022年を締めくくったのが、サッカーワールドカップだったのは、世界にとって、少なからず明るい話題だったのではないか。
性器の採点、おっと世紀の祭典のスーパースターが子供の頃、成長ホルモン欠乏症だったという事実を、この度、初めて知った。
治療のため、メッシの所属するFCバルセロナが高額の治療費を負担したのだと。
結果、169cmまで身長を伸ばしたもののスポーツ選手としては小柄な彼が、そんな悲劇と戦いながら坂道を駆け上がり、今年、ようやく世界の頂点に立ったのである。
G-SHOCK
DW-5600PT-5JF
14,000円＋税
主なスペック : Specifications
- ケース＆ストラップ材質：ステンレス/ 樹脂Case & Strap Material : Stainless Steel / Resin
- ガラス材質：無機
- Glass Material : Mineral
- ケースサイズ：48.9 x 42.8mm : Case Size
- 厚さ：14.8mm : Thickness
- 重さ：55g : Weight
- 駆動方式：電池 / クオーツ(3229)
- Movement : Battery
- 20気圧防水 : 20 bar
- 発売日：2022年12月
- Released : December, 2022
12月発売のワントーンモデルシリーズは
ベゼルにメタルのワイヤープロテクターが付いた
結構、前からあるのですが、最近はしばらく、見なくなっていた感じですが、なかなか。
ワイヤーの着脱は、もちろん、ご自身で簡単に行えるます。
微妙なカラーリングなので、是非、実物を確認していただきたいところですが、動画もあるので、気になる方はどうぞ。
スクエアケースの5600シリーズなので、デザインはもう鉄板。
液晶もくっきりはっきり。
液晶といえば、黒字を好まれる方が多い印象ですが、私は最近、黒ベースの反転液晶を好みます。
いいでしょ、ワイヤー
動画もどうぞ
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その日、年末年始を乗り切るために急きょ、開催された営業第2会議がお開きになったのは、夜11時を超えていただろうか。
白熱した議論。
語り尽くせぬ青春の日々♫
♫時には傷つき、時には喜び
肩をたたきあったあの日♫
(上記、♫の付く行は、長渕剛作詞『乾杯』からの引用)
そんな歌を口ずさみながら、あっちへヨロヨロ、こっちへヨタヨタと徒歩で10分ほどの帰宅の道中、見上がると、夜空があまりにも美しく澄んでいた。
澄んだ空には何が見えたか。
女房の顔。
かぶりを激しく振る。
帰りたくない。
立ち寄った公園でバッグから取り出した缶ビールを、噴水プールに映る己と乾杯する。
そうか。
水面に映る氵男の影に、あの小柄なスーパースターが重なった。
メッシの駆け上ってきた頂点への上昇曲線を見上げる時、身長164cmの小汚い中年には、水平線を挟んで、汚れた水面に反射して下降を描く曲線も、同時にその目に映っているのだ。
169cmのメッシが、悲劇を克服したヒーローであるのに対して、164cmでありながら普通に生きて、人生の下降曲線をスイスイとスラロームする氵男。
何に向かっているのか。
悲劇。
待てよ。
それにしては、このハゲチャビ汚も案外、楽しそうではないか。
「おお寒い」
ビールを飲み干し、しばらく小便小僧にジョボジョボと語りかけて
「ブルブルぅぅ」
イチモツ、いや荷物をしまうと
ヨッコラセ、とか、
ようやく、お家に帰らなければそろそろヤバいことに気づき、急ぎ、家にたどり着き、玄関をそっと開けたら、リビングの子たちが
「オカエリ〜」
大きな声で挨拶をして迎えてくれるのに
「シッ」
と制すのだ。
馬鹿な男である。
そこが、そうしたところが、幸せの漸近線なのにわからない男は、階上を見上げ、問う。
「お母さんは？」
「寝た」
よしよし。というわけだから、二人がそれぞれ描いた曲線はなぜ、「成功」を漸近線として相似でなければならなかったのか。
試合を見る側ではなかったメッシと、とうとう、決勝戦でさえテレビで見ることのなかった私。
ワールドカップ戦歴
ドイツ戦
スペイン戦
そんな二人とも160cm代の低身長。
どうだろう？
これだけの共通点がありながら、なぜ、私達は別々の道を歩むことになったのか。
多分、それは、誰にもわからないのにちがいない。
「どうだ？含蓄のある話だろ？」
「は？」
呆れて階上へ逃げる子たちを追う氵男の視線は、メッシの駆け上がる栄光への上昇曲線を追いかけるようだったという。
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