「美味しくはないですが」
こうして今、老若男女6人が、各々のテーブルの前に置かれた透明の袋から紙コップに注いでいるのは、下剤である。
以下のエントリーより続き
「我慢して、2リットル全部、飲んで下さい」
テキパキと説明する看護師を、柔和ながらも真剣な面持ちで見つめ、真摯にうなずくこの氵男は、手術や入院をしなければならなくなった時、そのような健気な姿が奏功して多少目をかけてもらえるのではという打算があるのかもしれないが、話は全く聞いていない。
要は、下剤を飲み干して、排泄されるものが不純物を含まない全くの、透明になるまで、頑張らなければならないということのようだ。そんな図付きの説明書きがあるので読めばわかるし、それよりも、時を同じくして検査に臨む同志たちの表情が気になった。
GRAND SEIKO
Evolution 9
グランドセイコー
エボリューション9
SLGA009
950,000円＋税
主なスペック
- ケース＆ストラップ材質：ステンレス
- ガラス材質：サファイア
- ケースサイズ：47.6 X 40mm
- 厚さ：11.8mm
- 重さ：176.0ｇ
- カン幅：22mm
- 駆動方式：スプリングドライブ（cal.9RA2）
- パワーリザーブ約120時間
- 10気圧防水
- 発売日：2022年2月11日
ぎゃあああああああああ
いや、そんなことをやっている場合ではない。
透明の？
そう。
5 DAYS
2021年2月、1年前に発売された瞬間から人気が沸騰して、現在でも入荷待ちの日々が続く大人気モデルSLGH005
SLGH005
グランドセイコー白樺モデルにスプリングドライブ5デイズが登場したのです。
こちらが、新製品の白樺SLGA009なのですが、おわかりいただけたでしょうか？
文字盤の型打ちが実は、SLGA009とSLGH005では、違うのです。
上掲SLGA005のほうが、文字盤の凹凸が幾分か、滑らかな印象。
文字盤をアップの短め動画です。
文字盤の型打ちが強く、搭載されている機械9SA5はハイビートでパワーリザーブ80時間。厚さと大きさはコンマ数ミリ単位の違い。
一方
スプリングドライブSLGA009はパワーリザーブ120時間にして平均月差±10秒という驚異的な精度の9RA2を搭載しています。
これだけで、もう美しい
パワーリザーブ表示を裏側のスケルトン部に移動することで
究極にシンプルで美しい文字盤がまさに、際立ちます。
=ローター≠ピンクとか言っている場合ではないくらい
ずっと言い続けています。
極限まで軽量化・薄型化された回転錘はこれ、部品でありながら、芸術的な美しさを感じないではいられません。
そして
厚さは脅威の11.8mm。
ご覧下さい、この低重心。
この低い重心こそ、グランドセイコーの真髄エボリューション9シリーズの特徴なのです。
こちらが、グランドセイコーの新しいデザイン文法
帰ってきてね♡
手首にすっと収まる
金属でありながら、そのフォルムに柔らかさを感じてしまうという不思議。
外光のもとなら、その美しさはさらに倍増。
主張が抑えられ気味に見えます。
上掲SLGH005が、自然の美しさとともに厳しさも表現しているとするならば
こちらSLGA009からは、白樺林の静かで厳かなさわめきが聞こえてきそう。
悪いわけありません。
筋目と鏡面の美しいコンビネーションは、セイコースタイルから進化した新たなエボリューション9ルール。
エボリューション9から新たに加わったGSデザイン文法には
・ケース径の1/2以上の幅を持つブレスレット
・しっかりした厚さをもたせたブレスレット
上記2点が、ブレスレットに関するものがあります。
デザイン文法だったりエボリューション9だとか、SLGA009の実機を見ながら色んな話を聞きたい方は、ぜひ、鳥取の中井脩でお待ちしております。
販売可能商品は若干数ありますので、ぜひ、ご来店、お問い合わせお待ちしています。
いつもより長めの動画です。Channel 2 Rock Your Rock Sick!
メカ白樺SLGH005との文字盤比較動画です。
2022年オススメ【グランドセイコー スプリングドライブ】PVランキングにランクインしました。
↓↓↓↓ 在庫や商品についてのお問い合わせ、お待ちしています。 ↓↓↓↓↓
↑↑↑↑ インターネットでのショッピングローンも可能です。 ↑↑↑↑↑
GRAND SEIKO
Evolution 9
グランドセイコー
エボリューション9
SLGA009
950,000円＋税
↓↓↓↓ 在庫や商品についてのお問い合わせ、お待ちしています。 ↓↓↓↓↓
↑↑↑↑ インターネットでのショッピングローンも可能です。 ↑↑↑↑↑
今日ここに、こうして集められた者たちは、メタバース内のお宝を探し求める勇者たちでもなければ、年齢や性別を問わない禁酒の会の集いでもない。
下剤を飲んで、便をすっからかんに排出し、腸内を内視鏡で検査するために集まってきたのである。あああそうさ。肛門から内視鏡を挿入される者どもだ。
だからそう、たとえ、難しそうな本を小脇に抱えていようとも、スマホを真剣に眺めようともどうにも、格好がつかないようだ。
例えば以下のように
少しモゾッとはにかんだ薄ら笑いのような表情か、いや、薄らはにかんだこの肖像の、写真を膝の上に抱え、衆目の前で待たなければならない者の表情とでも言えようか。
病の影がさした不幸な笑顔。
そんな表情を、自分もしているのだろうか。
下剤を半分まで飲んだ頃には、お腹が悲鳴を上げ始めていた。前日の夜寝る前に飲んだ下剤で、今まで、かなり天下り滝下って排出したのにも関わらず、まだ出やがる。
トイレに駆け込で、しゃがみ、立ち上がった自分の顔が鏡に映る。
『えへへ』
どうにもやはり、薄ら笑っているようではある。
いや実は、私が上掲の画像のように薄ら笑うのには、理由があるのだ。
『南高梅の・・・』
私にはこの下剤が、最近、はまっていた居酒屋のチューハイの味に似て、かなり美味しかったのだ。
ひと月前、大腸の内視鏡検査の予約をようやく終え精神的にかなり疲弊し茫然自失に彷徨い辿り着いた日本海居酒屋『海牛』の、〆鯖とおすすめサワー『南高梅のチューハイ』の素晴らしさを知り、この一ヶ月、最後の晩餐とばかりにガブガブと必死に飲んで食った思い出が蘇った。
(まだまだ続く。っていうか全然、進んでないっていう。
もう続きました、以下へ
コメント