鳥取県周辺、因幡の国に古事記の時代から伝わる「因幡の白兎」の伝承を唐突ではあるが要約するとこうである。
「やかみひめ」という美しい姫の噂を聞きつけてその元へ大挙して押し寄せる(www)神様たちは道中、因幡の国の岬で体の皮を剥かれて泣いているウサギを見つけて、嘘の助言をした。
「海水を浴びて風に当たるといいらしいよ」
酷いなこいつら、とはいつの時代の神様にも言えることではないか、満員電車で下のトバ口をドンドンと叩かれ
「もうダメ、神よ」
と吊革を両手で握り締めて祈る時はえてして
「もう少し頑張ってみるといいらしいよ」
以下のエントリーより、続き
エレカシ、大好き!
などと意地悪な顔で見ているだけだろう、そんなことは百も承知、我々日本人の宗教観は神に関して非常に柔軟だから、姫の処女に大挙する神様やたかがウサギに意地悪をする神様も古事記には登場するのだが、意地悪をされた当のウサギはたまったものじゃない、しかし、読み進めるとこれは自業自得であったことがわかる。
真っ赤に腫れた体中の痛みにシクシクと涙を流しているところに通りかかった、神様の中でも一番優しい「大黒様」に事情を聞かれてウサギは答えた。
「ワニたちを騙してその背中に飛び乗り飛び乗り、隠岐の島からやっとこの国に着こうというところで嘘がバレて、ワニに皮を剥かれてしまったのです」
さて、この後の展開はどうだろう、このウサギと大黒様が結ばれそうな気がするのは私だけだろうか、興味のある方、各自、調べていただきたいが、ここまで来てやっと登場する因幡の白兎の「ワニ」には諸説あるらしい。本当のワニだろうか、古代の日本にはワニがいたのかな、まあ、一般的にサメなんだろうとは思うが、私如きにわかるわけがない。ただ、ワニがサメだったとしても浜辺の近くまで、のそりのそりとやって来て、それこそ、白兎のように皮を剥がれようとしたら、そりゃあ誰だって仰天するのではないかな。
SEIKO ASTRON
セイコー アストロン
SBXC075
HONDA e Limited Edition
数量限定300本
540,000円+税
主なスペック
- ケース材質:セラミック&チタン
- ガラス材質:サファイア
- 駆動方式:ソーラーGPS衛生電波
- 10気圧防水
ホンダから満を持して発売された電動自動車HONDA e とのコラボモデルSBXC075のご紹介です。
白いセラミックとブラックIPを施されたチタンのベゼル。
HONDA eが丸っこさを上手く取り入れていたデザインであるため、SBXC075も艶有り仕上げで、丸っこさをより前面に出している感じです。
HONDA eのサイトを見てみると、「注文受付第一期の販売予定台数に達した」とのこと。凄い。価格は450万円〜なので、さらに凄い。
なんかベイマックスみたい。
ベイマックス感が出ています、か。
黒を基調に、白の針とインデックス。
針とインデックスに施されているルミブライトは一般的な緑色ではなく、青色発光の仕様にしたらしい。まさにベイマックス。
コーディネイトの色を選ばないので、オンでもオフでも楽しめそう。
HONDA eのシートファブリックをイメージした付属バンドが付きます。見た目が全く変わりますね。これは楽しい!
HONDA eとのコラボらしく、裏蓋もHONDA eに寄せました。
HONDA eのホイールはこんな感じ。可愛いですねえ。欲しいっ、この車。
027 / 300
3の三乗。300本。いい数字ではないかな。
ちょっと奇抜なツートーンカラーなアストロンではありますが、デザインの面白さやコーディネイトの自由さの幅がかなり広がる高級時計、なんと60万弱。
ふぅっ、しかし、HONDA e 好きなら、あ〜絶対、欲しいっ!
SEIKO ASTRON
セイコー アストロン
SBXC075
HONDA e Limited Edition
数量限定300本
540,000円+税
こちらは、HONDA RACING コラボ限定
交通ルールは【エディフィス EQW-A2000HR-1AJR】守りましょう CASIO EDIFICE カシオ エディフィス EQW-A2000HR-1AJR EDIFICE X HONDA RACING LIMITED EDITION エディフィス X ホンダレーシング限定 70,000円+税 主なスペック...
陽春の穏やかな波間にのっそりと蠢いて出現した黒い影は、因幡の白うさぎ同様、友人Kたちを仰天させた。陽の光を反射して眩しい水面に1つ、2つ。雲の隙間から差した光に、はっきりとその輪郭を形作り3人に増えて動き出したワニではない、その人影はみるみる波打ち際を超えて、一歩、二歩とこちらに近づいてくるようだ。
自分の目を疑うKとTは顔を見合わせた。
そんな間にも黒ずくめの人影はスピードを増し距離はかなり近づいて
ザッザッザッ
砂の上に歩を進める足音さえ聞こえてくる。
もう一度、見合わせたお互いの顔を一瞬、疑ってみるものの、こいつはTだ、まさにKだ。こればっかりは嘘じゃない。
「うんっ」
と頷いて、走り出した。真っ黒な格好をした彼らはその後、十六本松の松林まで追い縋ったのか、しかし、我が友Kはそれこそ中華人民共和国の大会ではないものの中国地方の大会で上位になるほど足は速いのだしTも陸上部、何とかかんとか、逃げ切った。
「あれは、北朝鮮からのスパイだったはずら」
Kが得意そうに話す間、これが現在なら我々高校生はスマホをそれぞれいじっていただろう。しばしの静寂後に
「さあ、それはともかく」
「いいんだよ、そういうのは」
「ああ、何か面白いことねぇかなあ」
「帰るのダリぃ」
「シラケたし、行くろ」
解散の用意にかかる私たちを追いかけながら、Kはそれでも
「本当なのら、信じてくれろ」
と訴え続けていたのを思い出す。
今でこそ、北朝鮮の日本人拉致問題は一般的に知られているし興味が非常に高いだろう、しかし、30年以上前は、それこそ多くの人がほぼ知らないか、気にしていなかった問題だったはずであり、私も同様、日本海側の小さな田舎の県、北朝鮮から近い鳥取に住まいながら、拉致問題に興味を抱くことは、やはり少なかった。
海に行く途中、鳥取砂丘の道沿いに立てられた
『不審な船を見かけたら』
110番だったか海上保安庁にご連絡をという看板を見て
「不審な船って」
怪しい船かどうか、一般的に判別がつくのかな、自分にはわからんなとぼんやり思ったり親に聞いたりした覚えがうっすらとあるくらいの関わりようしかなかったのだ。そんな当時の状況と、友人Kから聞いた話を今、こうして思い出してみると、あれは、本当だったかもしれないな。いや、Kが見ていたのは春の日差しにウトウトと授業などそっちのけで見ていた白日夢かも知れないが、その夢にも幾ばくかの真実が無意識に挿入されていたのだろうか。
30年以上前の話であり、今となっては確認のしようがないが、まあ、本当にあの国は恐ろしいし、拉致された方々の恐怖、その後の生活にて襲い続ける無力感・無念さは如何ほどか。私には敵意をもって睨むことしか出来ない。
という、これ、本当にKから聞いた話。
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