というタイトルで、このブログの傾向から最後のオチを推測して、続きを読むのをやめてしまう人もいるのではないか？
「そんなわけで、最後のタバコに火をつける・・・」
とか。
いや、そんな単純な展開にしてたまるかよ。
もう、やめる。タバコをやめます。禁煙です。10年前に一度、やめたのだ。いや、大抵の喫煙者と同様、今まで何十回と禁煙はしているのだが、10年前に2年間、タバコを一本も吸わなかった。
なぜ禁煙したか？
幼稚園くらいだったうちの子が、私の喫煙を凄く嫌った。家の中では吸わないし匂いもさせないが、そういうことではなく、タバコで「私が死ぬ」と思っていたようだ 。健気ではないか。そんな子の気持ちを知りながらも「これは哲学の煙と云ってだな」と暢気に煙を燻らせる私を睨みつけた、小さな子の激しい愛情に揺り動かされた。さっとヤメて、2年間吸わなかったが、大学のゼミの周年記念とか、同好会の仲間たちとの集いが頻繁に催されて飲み歩いた。ああ、楽しい。これが、永遠に続いてくれればいいのにな。ずっとこうしていたい。そうすれば年賀状だって書かなくてもいいのだし
年賀状か・・・無理
などと云いながら酒を呷ってへべれけになり、ついでに、仲間にタバコを所望する。
うちの子の、あの鋭くも悲しそうな眼差しが一瞬、脳裏に蘇るが
「関係ねーや、私は私、あいつはあいつ、独立心！」
と叫んで、気付けば、もとの生活に戻っていた。
恐ろしいや、タバコ。
よしっ、やめよう。もう一度あの頃の気持ちに戻ってやめる。
そんな思いで、お酒を片手にベランダに出て、タバコに火をつける。
よしっ、ニコチンブースト。気持ちは盛り上がって参りました。やめてやる！
CASIO G-SHOCK
カシオ G-SHOCK
Traditional Pattern Series
Bhutan Textile
GA-2000BT-1AJR
１９，５００円＋税
主なスペック
駆動方式：クオーツ
防水性：２０気圧防水
ガラス素材：無機ガラス
ブータンの民族衣装のテクスチャをモチーフにした限定モデル。G-SHOCKの限定なので、いつも通り限定数は不明。
もう一種類、取り替え用のバンドが付属しています。
バンドの右側に、銀色に突き出た部分がご確認いただけるでしょうか？
この部品を私達はバネ棒といって、細長い棒の両端がバネによって伸び縮みするようになっています。時計の本体の穴に、バネ棒の端を押さえながら装着して穴にフィットするとバネが伸び、棒が本体にはまり込むという仕組みです。
普通ですと、このバネ棒を取り外すのには、ドライバーなどの器具を使ってガチャガチャしなければならないのですが、こちらは、指で銀色に見えているところを引くと、バネが押さえつけれれて、バネ棒が本体から外れるので、簡単にバンドを交換できるという仕組み。他のメーカーでも、交換バンドが付属するような場合、こうしたバネ棒が使われることはあるのですが、G-SHOCKでは今までは使われていませんでした。
なぜなら・・・
以前、紹介したカーボンコアガード構造
ペットが登場するという、ありがちなほのぼのエントリー
により、時計の機械中心部へと続くボタンを出っ張らせても、耐衝撃性は変わらない。これが、最近のG-SHOCKのさらなる進化なわけです。が加えて、カーボンコアガードが耐衝撃性をさらに高めているため、ユーザーが自身でバンドを交換できることになったのです。
今までは、しっかりと取り付けられたバンド自体も緩衝材となり、G-SHOCKの耐衝撃性を補完していたのですが、カーボンコアガードにより、バンドがない状態でも非常に高い耐衝撃性を得られた。そのため、例えば、２ｍくらいの高さでバンド交換をしていて（そんなことはないと思うが）、もしバンドが装着されていない状態で時計本体が落下してしまっても、その耐衝撃性が損なわれることがない。なので、皆さんがご自身でバンド交換をされても良い、そのくらい、時計本体自体が強い、ということなわけです。
まあ、日本メーカーらしく「品質」に関して慎重すぎるところはあったのですが、カーボンコアガードによって、そこのところも心配はいらないということなんでしょう。
上記のGG-B100BA-1AJRの時に、シリアル番号が刻印されている旨を説明しましたが、すみません、間違いでした。
カーボンコアガードのモデルには、この番号が刻印されているモデルが多いらしい。メーカーに確認したら、番号は個体特有のシリアルではなく、デザイン的な要素とのこと。失礼しました。の⚫️むら
この、神戸の守護神のことを知らない/忘れてしまった人も多いのでは。
と一緒にお詫びします。
CASIO G-SHOCK
カシオ G-SHOCK
Traditional Pattern Series
Bhutan Textile
GA-2000BT-1AJR
１９，５００円＋税
最近、このブログの下書きはほぼiphoneで行なっている。iphoneを初めて購入したのは2009年7月で3GSとの記録があり、結構すぐにアプリでフリック入力を練習したので、サクサク入力はできるのだが、やっぱり、キーボードの方が早いのは確か。しかし、どこでも入力できるのはスマホの良いところで、今もベランダで酒を片手にチョコチョコ、思いつく事を書いていく。アルコールで少し理性が麻痺したくらいが、下らなさが増加するのだ。
とここまで書いて、酔いも回って、タバコに火をつける。ふうっー。この一服。
禁煙まであとわずか。いつ始めるか？ 何を始めるか？ 誰が始めるか？ ５W１H。なぜ、禁煙するか？
んっ、待てよ。
以前の日記を確認してみると、禁煙開始当時は日記の頻度も多く、内容がタバコに関するものばかりとなっている。なぜ、ヤメなければならないのかという自問も日を増すごとに増える。なぜヤメなければいけないのかという問いから、なぜ、「私が」ヤメなければいけないのか、私が何か悪いことをしたのだろうか、罰かな？ という意味不明な煩悶に変わっていく様子が恐ろしい。
そんな過去の反省を活かして、まず、禁煙する理由を明確にしようじゃあないか。
というか、今回ははっきりしている。子どもたちももう大きくなり、何度か親族の葬式にも参加して、私が死ぬ、いや、人はいずれ死ぬものということを多少は理解しているだろうか、呆けた顔をして煙を排出する私を見ると、幼き頃のあの悲しげな、去りゆく人を見るようなそれではなく、中空に視線を泳がせて死神と談笑している中年を哀れむ目つきになっている気もする。彼らの態度は、絶対に害はないような遠くから鼻に手を当てて「くせーっ」と云ってしかめっ面をする嫌煙派のそれなのだから、もういいや、どうでも。
いや、良くはないが、今回の禁煙の理由は、ずばり、新型コロナ対策だ。
新型コロナが重症化すると酷く苦痛を伴うらしい。軽症であっても酷く苦しい場合もあるらしく、私は苦痛は嫌だ。そのことだけだ。今回はまさに、それ一点に絞ろうじゃあないか。色々なことを理由とすると何だかんだで、言い訳を考える動機につながり、断念する言い訳が多くなると脳内会議の多数決で、形勢が逆転する恐れがある。こういう危機的状況での多数決は要注意だとコトラーも云っていたではないか、いや云っていない。
新型コロナは怖い、タバコはコロナに感染すると重症化しやすい、激痛。
これだけだ！
よしっ！
以下へ続く）
いつまでも
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