RK-AT0008L
ORIENT STAR
“MOVING BLUE”
６９，０００円＋税
主なスペック
自動巻き（手巻きつき）
ケース：ステンレススティール
ガラス：サファイアガラス（表）、無機ガラス（裏）
１０気圧防水
前回からの続きです。
これがテレビ番組ですと前回のあらすじを5分〜10分は流して尺を稼ぐことができます。そこにCMが入ったり出演しているアイドルの歌謡があったり(いつの時代だよ)して下手をしたら残り3分の1。よしっ、もう少し何とか伸ばして来週に持ち越しっ。そんな風に視聴者に反感を売りつけに行くような剛気なテレビマンはもういないだろうけど、そういうことがブログでできればいいなぁ。
こんな動機でシリアル番号の発表を持ち越した結果、現時点で大した反響もなく、忸怩たる思いです。そうして見れば、ブログやツイッターが炎上するなどというのは閲覧者が相当な人数なんだろうなと、投稿者にとってはご褒美なんだろうなと、そんなふうに思うわけで、あります(安倍ちゃん風)。
さて、今回ご紹介するのは、前回のレディスウォッチの比較画像で掲載したこちら。
レディスモデルとは違い、１０気圧防水というのは比較的乱暴な扱いをしがちな男性には安心。
１２時位置には、ゼンマイの残り駆動時間を示すパワーリザーブ表示。パワーリザーブはフルで約５０時間。
自動巻きなので着用していると回転錘の動きでゼンマイが巻かれて動き続けるわけなのですが、使用しなかったり動きが少ないとゼンマイが巻かれず、止まってしまうことも。そんな状況で、あとどのくらい動くのかがひと目でわかるパワーリザーブ表示機能は、多くの機械式で採用されているギミックの一つです。
回転錘が人の動きにあわせて動くことにより、ゼンマイが巻かれるという仕組みが自動巻き。
精度も日差+25秒〜-15秒と、６９，０００円の機械式時計にしては悪くない。
精度について云えば、そこまで機械式時計に求められるべきではないとも言えますが、精度が良いに越したことはないのですし、そこが付加価値の一つになります。
ロレックスがクロノメーターというスイスの機械式時計精度基準を必ず取得しているのも、ブランドのVALUATIONであります、はい。
機械式時計を販売するときに必ず確認しなければならないのは、ここら辺の精度の話です
いくらクロノメーターを取得していると云っても誤差は”日差マイナス4秒～プラス6秒以内”ですから、月にすればマイナス１２０秒〜プラス１８０秒以内ということで、月に２分〜３分は狂ってしまう可能性があるということ。その旨をきちんと説明してご理解いただいた上で販売しないと、あとで
｢100万払って何でこんなに狂うのか？ この1万円そこらのG-SHOCKは全く狂わん！！！｣
ということになりますので、注意が必要です。
逆にお客様目線として、精度などの短所をきちんと伝えない時計屋さんは要注意なのかも知れません。
お値段以上の仕上がりです。
ここら辺の仕上げ具合についても、オリエント時計の担当者KJ氏が熱く語ります。
が割愛させていただきます。
KJ氏は実はTRUMEも担当していらっしゃいまして、その商品知識には舌を巻きます。
オリエントもTRUMEもセイコー エプソンの商品ですので、例えば時計の機械的な技術やプリント技術のノウハウによる文字盤の装飾など、技術的に信頼のおける時計であり、今後の展開が楽しみなメーカーと言えます。これからメジャー国産時計ブランドとして、さらに飛躍していきます、きっと。
次回、時計業界40年のKJ氏がその豊富な知識と溢れんばかりの熱意をDragon AshのボーカルKjよろしくご機嫌な rhymeで披露してくださいますので、ご期待ください。
KJ氏の煉獄のrhymeはこちら
さて、お待たせいたしました。オリエントスター レディスRK-ND0008Lのシリアル番号は
以下のツイートで
【欲しい！】中井脩ぶ’ つよくつぶやく【別館】 on Twitter: “出ました！ 驚愕のシリアル番号こちら！… “
発表いたします！！！
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