世界の【GS SBGV221】ワタシ

「不潔だ。お父さんのブログは、いや、お父さんは!」

先日、晩ご飯の食卓で、小遣いの査定基準の改定について

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出雲大社の「しめ縄」とか・・・記憶がないな、はて

子供たちに伝えようとしたところ、上の子がいきなり怒り出した。曰く、鼻くそやおならの話を嬉しそうにしたり、もっこりだの、ズーズー弁を隠れ蓑にしてみたりしながら実質、品がない話を作り上げて、あんなブログを書いて喜んでいる親に俺たちの、 私たちのお小遣いの査定なんかしてもらいたくないということらしい。ブログを始めた当初、PVやツイッターのフォロワー稼ぎのためスマホを持っている上の子にお願いして、「いいね」を必ずすること、毎日、アクセスすること、さすれば、小遣い査定で昇給する可能性が高くなる旨を伝えたところ

「するかよ、そんなの! アンタの意のままに、思い通りになるかよっ、なってたまるかよっ!」

そんな風に拒否されたから、てっきり読んでいないのかと思ったのだが、どうやらチラチラと読んでくれていたらしい、嬉しいではないか、こんな下らないブログでも目を通してくれている人が身近にいるのかという思いで目を細める、いや、細めない、なに、くそっ! クワッとまなじりを裂き

「あーそうさ、私は不潔だ、不潔で何が悪い」

そう云いたかった。が妻のいる前ではそれも叶わぬ。そう、これこそが、ポジションなのである。

GRAND SEIKO

グランドセイコー

SBGV221

260,000円+税

主なスペック

ケース素材:ステンレススチール

ガラス素材:サファイアガラス

駆動方式:クオーツ(年差±10秒)

10気圧防水

SBGV221
SBGV221

限定でもなく新製品でもない、超定番モデルのご紹介です。

シルバーを撮影すると、周辺の環境もあるのだろうが、どうも黄色っぽい。まあ、プロではないので仕方なし。

このモデルはシンプルに特化して、デザインの特徴を削ぎ落としている感があるため、画像ではその凄さが伝わりにくいかも。 

斜めから見ても

本当にシンプルです。画像では特徴を伝えづらいですね。

秒針の位置に注目

クオーツは秒針が一秒ずつ進むのですが、機械は歯車の遊びを持たせなければならないため、通常は、メモリの位置に秒針がピタリと止まることはありません。大抵の場合、20秒〜40秒くらいの間で少しずつズレてしまい、文字盤上に行くと、また、ピタリとメモリの上にとどまるという動作をするのですが、こちら、グランドセイコーのクオーツは、どの位置でも、秒針はメモリの上にピタリと止まるように特別な技術が使われています。

この画像でもピタリと

で、それがどうした?

と云われるとそれまでですが、そこまで拘るグランドセイコーのモノづくり、ということなわけです。

一秒一秒、秒針がしっかりとメモリの上で止まるのって、見ていて、気持ちがいいものです。 

手作業の放射線状、刻み

以前は6時ちょっと上に、SEIKO のロゴがありましたが、数年前になくなりました。あれはあれで良かったのですが、ここまでシンプルだと逆に潔い感じがします。

ただ、ロレックスの文字盤などを見ていると、ロゴなど文字盤上のフォントにはかなり凝っているように思います。

そこら辺は、日本メーカーのデザイン的課題なのかも知れません。 

三列のシンプルなブレス

とにかく「シンプル」につきます。

その「シンプル」さを構築するのに、全く手抜きがないというところが、このモデルの日本的らしい恐ろしさ。

一生、飽きずに使える時計です。

しかも価格は30万円以下です。

最初で、本当に最後の一本は、この時計でございます。

GRAND SEIKO

グランドセイコー

SBGV221

260,000円+税

製造完了、スプリングドライブのちょっと変わった一品

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所謂、ワタベケン的に、日本の中心で不潔の称号を得るほどの様々なパワーを持ち合わせていない私は、あのニュースを聞いて思ったのが「ぁ、いいなぁ」という単純な感想である。佐々木希と結婚することができたというのも凄いし羨ましいが、その時も「ぁ、いいなぁ」という感想だった。羨望という強い感じの気持ちではなく、どちらの「ぁ、いいなぁ」も文字通り、ちょっと羨ましいなという感じであると云うと、格好つけるなと云われそうだが、このブログは商品以外の話は全て「作り話」という姑息なスタンス、ポジショニングなこともあるし、当ブログでの私の発言は、自分にとって重要なポジションからのものではないから、本音を云ったって平気、正直に言おう。

不倫がけしからんとかどうでもいいし、妬みや嫉みは微塵もない。

なぜか?

だって、私には妻がいる。

というわけではない。いや、それもないわけではないし、あるっちゃあ、あるかも知れないが、そこは重要にあらず(どっちだろう?)。

要するに他人のことなど、どうでも良くはないだろうか?

まあ、世間話としてワタベの話を出して、ああ、あれはまずいだろう、あんな可愛い奥さんがいながら不倫なんてどういう了見だろうか、いやあ、おたくの奥さんも美人じゃあないですか、そうですか、おたくの奥さんは何だろう酷いですな、ふははは見た目はそうですが、中身も中々などと盛り上がるだろうけど、本心からしたら、皆さん、本当は全く自分とはかけ離れた存在の他人のことなどどうでも良いのではないのかな。大金持ちのビルゲイツに憧れ羨ましくも思うだろう。が、本気で妬ましく思う人がいるのかどうか。もし、彼が豪邸の庭でセグウェイに乗っていて転んで怪我をしたら、「ぁぁ自業自得だ」と思うのか、「ぇっ大丈夫かな」と心配するのか、そこら辺のお国柄の違いくらいで、本質は「はあ、それは何とも」という感想が実態なのではないかと思う。

ただ、これが、今まさに隆盛華やかなりしSNSなどで発信する場合、自分のポジションを隠したり見せたり偽ったりして損得をコントロールするということは大いにあり得る話ではある。また普段の会話においてだって、例えば

「汚い。不潔だ」

という我が子の指摘に

「ああそうさ、私は不潔だ」

ワタベと同程度にな!と逆ギレしたい気持ちもあるが、妻にとって夫のあるべき姿の最低ラインを守るため、そんなことは口が裂けても云えない。さらに、あちらから聞かれて「ギクッ」としながら答えるよりも、むしろ妻の最低ラインをクリアをしている自分を積極的に知らせるためにこちらから「聞いた、ワタベ?」と云って「あれなー」という反応にどんどん乗ってそこを非難しておけば、自分は何か悪いことをしているわけではないのにも関わらず、何かしら、今後のためにも安心ということはあるのではないかな。

そうした事共、つまり「ワタベ」を自分たちの良心の人身御供として利用するということが日本中であっという間に行われて気付けば、不潔王が誕生し、文春が喜ぶという構図なのではないかと想像してみる。

さて、ここまで読んで来て、この下らないエントリーでさえ、かなりのポジション取りをしているのはお分かりだろう。ということを踏まえれば、繰り返しになるが、このワタベの案件は、多くの人が、ちょこちょこっとした損得勘定と暇に任せて関わって発生した芥も積もるとこんな風になるという、近頃の風潮のいい例なのだと思う。

で、それがどうしたと云われるとそれまでだ。どうもしない。ただ

「これからはお小遣いの査定は私がします、お金はあなたが払うこと」

食卓に厳かに響く妻の一声に

「うん、それがいい。うんうん」

子どもたちの勝ち誇った顔に下を向き、ああ、下を向いて、お米をひと粒ずつ口に運ぶ、それが、それこそが今、私の選んだ理想のポジションなのだよ、諸君。

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