「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
という箴言に対して
「動かしたところで、君らじゃあ大した成果も出せまい」
こんな風に、傍から見て色々とせせら笑うだけのタワケ者の、大好きな言葉は何なんだい?
以下より続き
武士道とは死ぬことと見つけたり
私の好きな言葉は
「ひかれ者の小唄」
これである。
刑場に引かれていく罪人のやせ我慢のような態度から発想された言葉だろう。
1.「負け惜しみ」で「強がりを言う」
2.開き直って平気なふりをする
というのが一般的な解釈なはずだ。
が、字面通りの様子を、目を瞑り頭に浮かべてみると、腰に縄をかけられて馬に引かれ、転んでは立ち上がり、また転び、立ちのぼる砂埃の中、刑場へ引きずられていく安い時代劇の、罪人の姿が瞼の裏に見えてくる。
GRAN SEIKO
グランドセイコー
SBGX344
550,000円+税
限定商品ではありません。
主なスペック
ケース材質:ステンレス(一部18kピンクゴールド)
ガラス材質:サファイア
ケースサイズ:横38mm X 厚さ10.4mm
駆動方式:クオーツ
年差±10秒
新発売のクオーツのグランドセイコーをご紹介いたします。
文字盤中央から放射線状に刻まれたラインと、その上を指し示すピンクゴールドの針が、時計を見る喜びを感じさせてくれます。
というか、ピンクゴールドが非常に淡い色合いなので、撮ったまんまを見ていただこうと、なるべく、iPhoneでの画像処理をしていません。
日付がないのでスッキリしています。
ちなみにこの「スッキリ」という言葉は、接遇の際、言うことがなくなっても漠然とその物の良さを伝えようとする時に、重宝する言葉です。
用例)
「こう、スッキリと見えますよね」
「シュッと、スッキリと」
など
いい感じ。
ながら、その画像を撮ったところで、あまりいい感じに見えないので割愛します。
厚さは10.4mmと決して「極薄」はないのですが、見た目、かなり薄く見えます。
エレガンスだわ、ホント
だとしても、ねじ込み式の裏蓋は心強い。
これぞグランドセイコーのザラツ研磨。
もう、書くことがなくなってきました。
だってクオーツだし、こちらの時計は、ご購入したらただただ、装用して眺めてヨダレを垂らすモデルではないかな。
革バンドは大人の印。
絶対、いいぞ。
留め具はDバックルといって、着けるたびに穴を通さなくてもよいタイプですから、便利。また、革バンドが長持ちします。
全体のフォルムが薄くて、手首に着けたら、絶対カッコいいヤツ。
っていうか、装用したいわ、うん。
ああ、これは欲しい。けどクオーツなのに税込み60万円台とちょっとお高め。
大人の時計なり。
あ〜欲しいっ!
GRAN SEIKO
グランドセイコー
SBGX344
550,000円+税
限定商品ではありません。
二十四節気、雪晴れと良夜。文字盤が何だこりゃあ。動画を是非、ご確認ください
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引かれていくのは誰か?
お前だ。
そう、腰に縄をかけられて刑場へ連れて行かれるお前には、これから斬首、晒しに入墨、鋸挽(のこびき)、磔、獄門、市中引き回しと、どのような罰が待っているにしろ、楽なものなどありはしない。罪人に人権などない江戸時代の話だから、どれもこれも想像を絶する苦痛を味わえるだろう。お前は今、そうして涼しい顔をして鼻唄などを歌っているが実のところ、手は震えて足には力が入らないから、馬がちょっとでも速度を上げると足がヨロヨロと心もとなく転んでしまうのだから、さっきから転んでは立って、立っては転んでを繰り返してはいるものの、この小唄ばっかりは止めれんねえ。何故かって。ふん、これは冤罪だ。私はやっちゃあいない。いや、長い取り調べを受けているうちに、私がやったような気もしてきたが、あの金さんとかいうヤクザのような官吏の強引な取り調べで自供を強要されてしまったのだった、そうだ。私は悪くない。これは冤罪だ。馬鹿野郎。怖くなんかあるか! 私はしていないはずだ! が金さんの長い取り調べを受けているうちに何が何だか、一体、私は何の罪でこうして刑場に引かれていくのかさえもわからなくなってきそうだが、いや、そんなことはないだろう。
痴漢に決まっている。
なぜ、わかる?
そりゃあ、引かれているのが、私だからだ!
随分、話がそれてしまったが、これから死が待っているかもしれない、その状況で、歌ったところで意味もない歌を歌って虚勢を張る姿は、私には格好いいと思えるのだが、いかがだろう。
まあ、悪いことはしないつもりだが、世が世で何か間違って、捕まるようなことがあっても、小唄鼻唄を歌っていたい、いられないかな。
それでは最後に嫌いな言葉。
というか
「えせ者の空笑い」
この行為が、私的にはムカつく。
意味は各自、お調べいただきたい。
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