他人に近付かれると不快に感じる距離つまりパーソナルスペースの範囲は、国や地域によって異なり、例えばスウェーデンなど北欧ではバス待ちの列の間隔がかなり広いらしく
一方、中国ではこのような感じ
というのが、本当であれば、比較的パーソナルスペースが広い私が中国で生活すると、気が狂ってしまうかもしれない。
皆さんはいかがだろう？
大きな定食屋などで他にかなりのスペースがあるのにも関わらず、ほぼほぼ隣に
「よいしょ」
などというイラつく掛け声とともに着席され、チラッと視線を流して確認すると、捲くったシャツの袖から覗く剛腕からゴワゴワと剛毛が猛り狂い、心なしか強めの体臭さえ感じられるような気もしてみれば、目の前のホルモン定食に舌鼓を打っている自分が、隣のオヤジの匂いを楽しんでいるような気さえしてきて
「おいおい何てこったい、トム。他にも席は沢山空いているじゃないか？」
などとフランクな感じで話しかければまた、盛り上がるのかも知れないが、特段今は話を盛り上げたいわけではなく、こうして一人、ホルモン定食の美味しいこの定食屋で、ホルモンとニンニクの焦げた芳ばしい香りを楽しもうと鼻孔を広げる私の隣で、秋なのに首筋の汗をハンカチで拭って、あああ秋なのに扇子でこちら側に向かって周辺の空気を送り込まれたならば、私はホルモンを楽しんでいるのか、オヤジの体臭に微笑んでいるのか、自分でもどちらかわからなくなるっていう。
PRO TREK
ANGLER LINE
プロトレック
PRW-73X-1JF
85,000円＋税
主なスペック
- ケース材質：樹脂/ステンレス
- ストラップ材質：樹脂
- ガラス材質：サファイア
- ケースサイズ：51.1 X 47mm
- 厚さ：14.5mm
- 重さ：80ｇ
- 駆動方式：ソーラー発電 電波修正
- 20気圧防水
先日、プロトレックの新製品
これ一本あれば的に、相当便利ではないでしょうか
を久々に取り上げてレビューしたら割と需要があったので、同時発売されたこちらPRW-73X-1JFも早速レビューすることにします。
文字盤には、アングラー（釣り人）（≠トナラー）が向き合うであろう波型の透明印刷がされおり、気分も盛り上がります。
このシリーズの特徴は何と言っても、カーボン積層ベゼル。
高剛性と軽量性に優れているカーボンが、釣り人：アングラーの最重要ツールである釣り竿に使われているのは、よく知られているところですが、そんな釣り道具にインスパイアされたベゼルのデザイン。
織り目状の模様がまさに道具的な雰囲気です。
ステンレスと樹脂の複合ケースは、カシオの時計ならではの特徴です。
リューズやケースのステンレス部分に施されたブルーIPが、PRW-73XT-1JFのカラーリングと違うところ。
オールブラックの筐体で、ストラップ部分はチタンのブラックIP。
同じケースを使っているので、こちらのブレスレットを当PRW-73X-1JFにも装着できるはずですが、色合いがちょっとチグハグでしょうか。
80gとかなり軽量ではありますが、横幅47mmのケースですから、私なら装着感がしっかりとした樹脂バンドのPRW-73X-1JFを選びたい・・・かな。
悩むな。
ストラップホールの幅はかなり狭いので、微妙なフィッティングができます。
PRW-73XT-1JFはブレスレットタイプながらチタンなので、重さは110g、軽いっす。
う〜ん。
どうします？
私は本来は、時計はブレスレット派なのですが、実際に釣りをしたりガシガシアウトドアで使用するなら、より軽いこちらPRW-73X-1JFを選びます。
装着感もより良いですし。
アナログ表示の視認性と、デジタル表示による一覧性を兼ね備えた多機能ウオッチ。
その機能は
- 高度計測
- 気圧計測
- 方位計測
- 気温計測
- 月齢データ
- 日の出・日の入り時刻表示
- タイドグラフ
などなど
デジタルな道具です。
これ以上のデジタル機能は、ポケットにしまってあるスマホに任せれば良しっ！
しっかりとした鍛造ステンレスの裏蓋はビス止めながら、プロトレックに導入されて嬉しい20気圧防水。
これは本当にありがたい仕様です。
汚れたら水で流して拭けるのです。
下側のプラスビスの下に見える突起を内側に寄せることで、簡単にストラップが外れるので、バンド交換も簡単。
気分転換に、PRW-73XT-1JFのチタンバンドに替えてもいいかも知れません。
10月8日発売日に撮影しました。
今度からはもう少し早めにアップしようそうしよう。
ふむ。
このスペック・機能で10万円を切る嬉しいプライス設定。
光発電なので定期的な電池交換も必要なし。
電波時計なので、時間を合わせる必要もありません。
買ったら後は、この時計の他の機能をどのように使うのかがまた、釣りやアウトドアの楽しみにもつながるはず。
ただ、チタンのブレスモデルも気になるから、やっぱ、鳥取の中井脩に行って、実物を触ってみることをおすすめします。あああああ、欲しいっ！
動画もどうぞ！
PRO TREK
ANGLER LINE
プロトレック
PRW-73X-1JF
85,000円＋税
アングラーラインの新製品。こちらは、かなりお値ごろ
上記、私の隣にガシガシと座り込んだオヤジ、とは言え、私と同じくらいの年齢のオッサンは所謂「トナラー」の研究すなわち「トナリング」においては「無意識的トナラー」と言えよう。
想像していただきたい。
体育館ほどのスペースに整然と並べられた椅子。
誰よりも早くやってきて、その一つに悠然と座る私の後ろ姿を確認した無意識的トナラーは
『やあ、人がいるじゃあないか』
そんな思いで、ノコノコと近くにやってくるのではなく、夜の灯火に群がる羽虫のように、脊髄反射的に近付いてくるのであって、決して彼の自由意志がそうさせているわけではないのだ。天の配剤、操り人形みたいなものであり、無意識的トナラーが隣にやってくるのはもう、どうしようもないのだから、諦めるしか仕方がない。
では、無意識的トナラーというからには「意識的トナラー」というのがあるのか。
あるのだが、長くなったのでどこかに続くとしよう。
こちらに続きました。
コメント