当エントリーのタイトルを少子高齢化ではなく高齢化少子としたのは、いつものようにタイトルを真ん中でサクッと割りたいという作者の単細胞によるものだと喝破した読者の皆様
でも
当タイトルには実は、歴とした意味があるのだから、心して読み進めていただきたい。
そう、この度は少子高齢化問題について、一席打(ぶ)とう、というわけである。
いや、少子高齢化問題という呼び方にこそ、問題が内在していると言いたいのだ。
これは非常に単純な証明問題なのだから、当ブログの常連登場人物となりつつある福山くん
「方程式」でブログ内検索をするとガリレオが登場するはず
検索結果: 方程式 | 欲しいっなかいしうブログ 腕時計などの小売店の取締ラレ役が、ひたすらに時計レビューをするブログ。 その他、日常の何気ない幸せを綴るポエムのような、側面も人気。 紹介時計メーカーはセイコー、シ…
に登場してもらうまでもあるまい。
単純なのである。
まず最初に、「少子高齢化」の解決すべき問題点を確認しよう。
・少子化つまり出生率の低下によって、日本の平均年齢が上がる。
さらに、この平均年齢の高齢化を原因として、福祉制度の脆弱化や経済力の衰退など様々な問題が生じるわけである。
とすれば、解決すべきなのは、次のうち、どれか?
A)出生率の低下
B)平均年齢の高齢化
GRAND SEIKO
グランドセイコー
SBGE279
540,000円+税
主なスペック
- ケース&ストラップ材質:ステンレス
- ガラス材質:サファイア
- ケースサイズ:46.6 X 40.0mm
- 厚さ:13.5mm
- カン幅:20mm
- 重さ:約161g(著者計測)
- 駆動方式:スプリングドライブ(9R66)
- 10気圧防水
- 発売日:2022年6月10日
グランドセイコー商品開発部に一部、先輩から後輩へと受け継がれし格言との風聞もある
「困ったときのGMT」
にならって6月10日、時の記念日に発売されたのではないかと思しき
こちらSBGE279は、そのような苦し紛れ感など一切感じないほどに堂々と
まさに現代GSを代表する骨太なフォルムと
ダイヤルに施された型打ち:模様の、日本の伝統工芸品を思わせる繊細な様子がベストにマッチして
静かなる佇まいを輝かせる。
これは素晴らしい!
同時発売のSBGE281はこれまた
GS特有のミッドナイトなブルー文字盤で素敵だったのですが
というか、同じフォルム、機能ではありますが、全く違った表情なので、どちらを買うか迷うことが少ないかも。
当SBGE279のGMT針は艶のあるブラックめっきがほどこされており、繊細で動きのある文字盤に
どっしりとした落ち着きをもたらしています。
ちなみに、SBGE279のダイヤル型打ちは
こちらも、大人気モデル。
王【グランドセイコー SBGA465】道 GRAND SEIKO グランドセイコー SBGA465 JPY 550,000円+税 主なスペック ケース&ストラップ材質:ステンレス ガラス材質:サファイア ケースサイズ:46.6 X 40mm 厚さ...
上掲、昨年末に発売されて大人気のスプリングドライブGS、SBGA465とカラーも含めて、全く同じなのでございます。
厚さは13.5mmと薄くはありません。
まさに、スプリングドライブGS王道のフォルムで、かなりガッシリとした印象ですが
横幅40mmとコンパクトなので、全体的に装用しやすいバランスでございます。
大きなベゼルと、大胆ながら緩やかに美しい曲線の、鏡面仕上げをされたサイドの
力強さは、44GSや62GSという復刻モデルにはない姿かも知れません。
SBGW289 44GS、55周年限定。完売
桜隠しの【グランドセイコー SBGW289】方程式 SBGW289 GRAND SEIKO グランドセイコー 44GS 55周年記念限定モデル 世界限定1,200本 国内限定150本 SBGW289 570,000円+税 主なスペック ケース&ストラップ材質:ステ...SBGH271 62GS。
味わいのあるグリーンと、大人なゴールドのコンビネーション。こういうのなんだわ。
金色の野に【グランドセイコー SBGH271】降り立つべし GRAND SEIKO グランドセイコー SBGH271 二十四節気「立夏」 700,000円+税 主なスペック ケース&ストラップ材質:ステンレス ガラス材質:サファイア ケースサイズ:47...
20年後、こちらのシリーズが新たな愛称で親しまれる日が来るのは間違いありません。
そのようにして、歴史は繰り返し、私たちは44GSや62GSを見直して、今、愛しているのですから。
愛情あふれる、4K動画も御覧ください
GRAND SEIKO
グランドセイコー
SBGE279
540,000円+税
そう、この人に聞いていても埒が明かないのは、ミノさんだけではなく、皆さんも、もうご存知ではないか。
答えは、Bではなく、もちろんCでもなく
A)出生率の低下である。
A )出生率の低下とB)平均年齢の高齢化は、原因と結果の因果関係にあるのだから、出生率の低下を防ぎ、出生率を上げれば、おのずと、平均年齢の高齢化の問題は、より良い状況になっていく、という話である。
つまり、問題は
「少子化問題」
なのだ。
以上の問題を
「少子化問題」
ではなく
「少子高齢化問題」
とひとまとめにすると
「高齢化」
という現象にも解決すべき問題点が内在しているという印象とともに、言葉が歩き出して
「高齢化 = 高寿命化」
にも問題:マイナスポイントがあり
「高齢者 = マイナス」
このような印象が作り出されてはいまいか。
そんな雰囲気、印象が、私たちの間に、じわじわと侵食してきているのではないか。
人類の長寿命化は科学、文明の進歩につれて、ますます、進んでいくことなのであり、問題ではない。
長寿は、全くもって、悪いことではないのである。
私たち人類科学の進歩の賜物なのだ。
「させるかよ!」
などと長寿化を食い止めようとするのは、おかしなことであるのは、ご理解いただけるはずなのに、このように、少子化と高齢化という2つの問題を、ひと括りに
「少子高齢化問題」
とするから、長生きをすることに問題が存在するというような曖昧なニュアンスから、高齢者または高齢者へのケアに対する間違った考え方、感じ方が生まれることに繋がっている面があるのではないか。
高齢者、長寿命化には、なにも問題はない。
私たち日本にとってマイナスであり、解決すべき問題は
「少子高齢化」
ではなく
「少子化」
なのだ。
さらには、このように考えることもできる。
「少子高齢化」
という表現により、一部の人たちは
「笑止、高齢化」
と間違えて、笑い事にしてしまっているということもあるのではないか。
では、順番を変えて
「高齢化少子」
としてみるとどうだろう。
「高齢かしょうし」→「高齢かっこしょう」→「高齢(笑」
という風に変化して、高齢者への敬意からますます遠ざかっていくことになりはしまいか。
以上のことも考え合わせると、やはり、国や政治家、マスコミはとにかく
「少子化問題」
と発言することを徹底し
「少子化問題」
に対する施策を訴え、求め、検討し、終わり。
ではなく、実行していってもらいたい。
そのような意味が当エントリー
「高齢化少子」
には隠されていたのだ!
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