GRAND SEIKO
グランドセイコー
SBGA013
鳥取砂丘1955
Tottori Sand Dunes
限定25本
今回は特別企画、当社「中井脩」が2005年
創立40周年を記念して、製造販売したモデルSBGA013、いえ
グランドセイコー
「鳥取砂丘1955」
と今更言ってみても仕方のない限定モデルのご紹介。
ネーミングの由来は
「１９９５」
年に国の天然記念物に指定された
「鳥取砂丘」
が、中井脩創立４０周年記念の２００５年に、５０周年を迎えたという僥倖を表現しています。
こちらは、お客様から分解掃除依頼をいただいたものを、許可を得て撮影。
「なかいしうブログという、当社が運営している時計知識が豊富で、清廉な時計情報サイトがあるのですがほほほ」
ということで、許可をいただき
このようにブログに掲載したわけでございます。
当SBGA013の特徴は、何と言ってもこのダイヤル。
日本海の風によって鳥取砂丘に作られた風紋や砂簾をイメージして
グランドセイコーのデザイナーによって書き起こされたスペシャルデザインのダイヤルの、この美しさ。
っていうか、2005年の当時、ブランドとして大きく飛翔できるかどうか。
その転換点にあり、つまり、遮二無二、上へ駆け上がろうとしていたグランドセイコーだからこそできた企画であり
現在、世界的な人気ブランドと成長したグランドセイコーでは、レギュレーションなどとても厳しくて、できないとのこと。
もちろん大手百貨店などの限定は今でもありますが、文字盤やインデックス、針のカラーを変えたりするくらいということですから
「黎明期」
の原動力というのはまさに、いろいろな物を無理やりグイグイと動かそうとする力なのだと、そんな風に感動するわけです。
ちなにこちらのベースモデルは皆さんご存知
SBGA211 超初期の投稿にして、常連様で知らない方はいないエントリー、のはず。
スプリングドライブの雪白モデルでございます。
この度は、長年の仕様によって傷が付き、くたびれてきたこのパートナーを
ということで分解掃除を依頼にいらっしゃった方が、私の担当で、話し込むうちに、この勇姿を是非、撮っておきたいと思ったのです。
さらにちなみに
ふーっ。
25本限定の威力！
こりゃ、何番でも良番です。
いかがでしたでしょうか。
当SBGA013は限定商品ではありましたが、皆さんの手に渡ったグランドセイコーが時ととともに、この時計と同じように、勇ましくも美しい侍の姿を見せてくれるはずです。
その時は、少し休ませてあげるように、オーバーホールにぜひ、出して下さい。
そして、生き生きとした姿で帰ってきた相棒とまた、新たなる旅立ちっ、とか、まあ、旅立たなくったって、えっとおおお、普通の仕事だとしても、侍っていうか
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ショート
以下のエントリーにて、オーバーホール＆外装研磨修理後の様子をご覧いただけます。
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