忘年会【セイコー SBJG017】２０２５ no.３

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SEIKO SELLECTION
セイコーセレクション
SBJG017
JPY 71,500円
主なスペック：Specifications
＋ケース＆ストラップ材質：ステンレス
＋Case & Strap Material：Stainless Steel
＋ガラス材質：ハードレックス
＋Glass Material：Hard-lex
＋ケースサイズ：43.5 x 37.0mm：Case Size
＋厚さ：10.6mm：Thickness
＋重さ：109.0g：Weight
＋駆動方式：電池
＋Movement：Battery
＋10気圧防水：10bar
＋発売日：2025年11月14日
＋Released：November, 2025

年末を楽しませてくれそうな一品がここにある。
こういうのがいいんだよ。
いや、こういうのが欲しかった。
スマートウオッチはビジネス使い。

機械式時計はデートやカジュアルでのファッションアイテムとしても重宝している。
そんな方のために、普段と違う日常を味わうこの年末年始だからこそ

遊び心を満たし、来年の、ちょっとした日々の生活を楽しませてくれそうなアイテムとしてセイコーからリリースされたのは

１９８０年から２０００年にかけて、宇宙飛行士が実際のミッションで使用し、時計ファンから
「ロトコール」
の愛称で

ロトコール復刻シリーズ

レギューラーモデルのカラバリ

以下は限定モデル

親しまれたデジタル腕時計の復刻モデル。
この特徴的な８角形のベゼルは、動く。
ベゼルを動かして

各種時計機能を選択するのである。
そんなギミックに、男は弱い。
言葉を選ばずに言えば

濡れると言ってもいいだろう。
ギミック。
仕掛け。からくり。
言い換えれば

遊び心に男は濡れる。
今、目の前で
「現場百遍！」
血眼でＰＣ画面と向き合い、新たなアイデア
『焼き肉忘年会』
の骨子を探り

企画書を紡ぎ出している
『しうブログ企画部』
木村みのるも、そんな男に違いない。

以下のエントリーから、さっそく続きました。

初回はこちら

両の人差し指だけでありながら、どうだろう１００ＴＰＭ（ッターン・パー・ミニッツ）を優に超える木村のスピードタイピングに、心地よい打鍵音を響かせているのは

彼個人の所有物
『ハッピー・ハッキング・キーボード』
すなわち、ＨＨＫＢのプロフェッショナルラインナップにして無刻印キートップ、カスタマイズモデル。
通常、キーの上に印刷・刻印されてる文字が省かれ、タッチタイピングを

極めし猛者の遊び心を満たす逸品を、木村は２本の指で操る。
その姿。
それはまるでピアノの魔術師と呼ばれたフランツ・リストの
『超絶技巧練習曲第5番「鬼火」』
を奏でているかのようで

鬼気迫るものがあった。
後に、同企画部の糸゛工一点（ごういってん）、美女婆は語っている。
そんな恐ろしい木村の姿を見ている美女婆のはずなのに、ああああ、恐ろしいはずなのに、彼女の瞳もまた濡れて、輝いている。

この勝負、負けるわけには行かない。
きゃつがリストの鬼火なら、こっちはプロのピアニストも及び腰になるという
『熊蜂の飛行』
で勝負だ。

手繰り寄せたキーボードで検索キーワード
「ノーパン　焼き肉」
と入力し、さぁ

気が付いた。
現在、我がキーボードはエンターキーが吹っ飛んで使えない状況にあり、代替キーとしてホームポジションから左右、はるか離れた

２つの特殊キーのコンビネーションに割り当てられているのだ。
勝負、あった、か。
いや。

タイピングはスピードじゃない。
タイピングはタイミング。
間合い。
聞く人の、心にすっと入る絶妙のタイミング。
裏拍、すなわち、それは音のないタイミング。
それこそが、この曲にある、いや、我が呼吸から始まるこの名曲。
そう。
両手をおもむろに広げる。そして、宙空を仰ぐ。
かに見えたその時、両腕はさらに一段と翼を大きく広げるようにして。
止まった。
裏拍。
左右の特殊キーを同時に叩き、エンターを入力するこの姿に、人は何を見るか。
聞けっ、我が人生の交響曲！
ベートーヴェンの
『運命』
をっ！！！