GRAND SEIKO
グランドセイコー
Heritage Collection
STGF268
JPY 528,000円
主なスペック:Specifications
+ケース&ストラップ材質:ステンレス(ベゼル:K18)
+Case & Strap Material:Stainless Steel(Bezel:k18)
+ガラス材質:サファイア
+Glass Material:Sapphire
+ケースサイズ:35.4 x 28.0mm:Case Size
+厚さ:8.7mm:Thickness
+バンド幅:14mm:distance btwn lugs
+重さ:73g:Weight
+駆動方式:クオーツ(4J52)
+Movement:Quartz
+精度:年差±10秒
+10気圧防水:10bar
+発売日:2017年8月11日
+Released:August, 2017
超久しぶりではないでしょうか。
海外でも人気の高いグランドセイコーは現在、既存の製品の撹拌、撹拌
拡販に注力するため、新製品発売の速度を抑えているのですが、そんなグランドセイコーから
超久しぶりに当STGF268が発売されたのは、時を遡ること8年前。
いやぁ、前回の記事で、過去にレビューした製品の再レビューを始め、その経緯をご説明したのですが
クオーツGSの代表モデル
どれにしようかなと在庫を確認しておりましたら、なんということでしょう。
現行モデルであるグランドセイコーのうち何点か、未レビューだったことを発見したので
全体のバランスを美しく見せる
早速、レビューというわけなのであります。
しかし、久しぶりのGSレビューに際し、このようにじっくり眺めてみますと、やっぱり、美しい。
しかも、グランドセイコーらしくシンプルで柔らかく、奥ゆかしい雰囲気がまさに和テイスト。
ベゼルにあしらわれた
18kピンクゴールドの贅沢でありながらも優しい輝きとダイヤルで虹色に
きらめく白蝶貝。
の美しさに目を奪われる暇もなく
一部の歪みもなく力強い輝きをたたえるピンクゴールドの時分針。インデックス。
インデックスの真上にピタリと止まりながら時を刻む秒針を目で追っていく自分に気づく。
見ていたい。
ううん。
見ていたいけど、見られない。
まともに貴方を見つめたいけど、目を合わせられない自分に気づく。
このまま時が進んでいくのをじっと待つ、しかないのだろうか。
超久しぶり!
15年ぶり、かよ、まじで!!!
元気だった?!
太ったんじゃない?
おう、お前も、ちょっと、アレなんじゃない?
ヤメてよね!
ブハハハハ。
社会で活躍する皆の
貴女に!
黄色い挨拶の声を聞いているとあの頃に戻ったようで懐かしく、そして、なかなか縮まらない君との距離がほろ苦くも、甘酸っぱい青春の匂いを思い出させてくれる。
しう君。
あの頃より線が少し太くなったようで、大人っぽくなった君。
私も、大人になったんだぞ。
少し大人になった自分を演出したい。
あの頃のように、男勝りで活発な自分から少しだけ、艶めいた自分。女に水っぽさを付け加えた
「氵女」
でありたい。
そう。
私もピンクゴールドのコンビウオッチを選ぶ大人になったんだぞ。グランドセイコーが似合う女になった
似合う女性も素敵
のだろうか。
どう。
似合っているかな?
聞いてみたい。
でも、君は15年前の、いつもの君のように、いつもの仲間と騒いでいる。お酒も飲むようになったんだね。
でも、変わらないね。
ああああ
あともう少しの距離なのに。
あと
「なぁ、山田! しうが話があるって」
「やめろよ。そんなんじゃないよ!!!」
えっ。
山田って。私のこと?
だよな。
いいかよ。
落ち着けよ、山田。
おしとやかな演技はもうやめだ。
ぶっきらぼうな、男勝りないつもの感じで
「何なに、しう元気だった?」
仕方ないなぁという感じで、自分から距離を近づけて
「なに。まさか、しう君、私のこと惚れ直したってか、ぇつ?」
「いや。山田の、」
まさか?
「パンツの後ろからトイレットペーパーがこう、ブラブラと」
「あああ、これ。今、流行り、東京では。歌舞伎スタイルってね。ブハハハハ」
さあ
ここからが私の本領発揮、真骨頂。
ゆらりゆらゆら。
恥ずかしさと恋心。
揺れ動く女の気持ちをこの紙吹雪に乗せて。
ゆらりゆらゆら。
静かに踊る。
男勝りで不器用ながら、隠しきれない女の性(さか)。
馴染みと恋に揺れながら、破れかぶれの狂言回し。
やい、流星。
血筋があろうとなかろうと
お前に舞えるか涙舞い。
やい、吉沢。
他人のかわやを借りるなら
踊って見せよ紙の舞。
これぞまさしく国宝級。
雫や涙を吹くもよし
吹雪いて舞って散るもよし
みなさん、どうぞご覧あれ!
(男編に合流
こちらはショート動画