CITIZEN
CREATIVE LAB
シチジン
クリエイティブラボ
BN1015-52E
¥58,000円+税
主なスペック : Specifications
• ケース&ストラップ材質:ステンレス
• Case & Strap Material : Stainless Steel
• ガラス材質:サファイア
• Glass Material : Sapphire
• ケースサイズ:42.5mm : Case Size
• 厚さ:11.1mm : Thickness
• バンド幅:22mm : distance btwn lugs
• 重さ:163g : Weight
• 駆動方式:光発電(E365)
• Movement : Solar
• 精度:±15秒/月
• 継続時間:光発電約1年
• 10気圧防水 : 10 bar
• 発売日:2023年10月19日
• Released : October, 2023
「Creative Lab」
それは、シチズンウオッチのあらたなる
創造性への挑戦を表現していると言ってもいいし
言う必要もないやんなぁ
そうやなぁ。
ユーザー相手に実験してもらっても、かなわんやんなぁ
などと、この数年、血股でよく見かける
「LAB」
を冠した会社名や、キャッチーなブランド名に、実験はそっちでやってから、市場に出してもらいたいもんだよな、などというへそ曲がりなことを言っていると疲れるし、敵を作りそうなので、ここは
軽めに踵を返して、製品レビューに突入していこう。
ご覧のように、ジェットブラックというカラスの濡羽のような
メッキと、丁寧に施された
絹のように繊細な仕上げは、シチズンが誇るスーパーチタニウムの重厚感を思わせるものの
当BN1015-52Eの素材は
「ステンレススチール」
というのも、新たなる挑戦と捉えることができるだろうか。
ステンレスを使っているため、フルメタルのその筐体は163gと軽くはないが、その仕上げの美しさと重量感が相まって、手に取ると
かなり重厚感、高級感が感じられます。
シチズンって、やっぱり、かなりスーパーチタニウムの印象が強くって、その軽さや輝きの美しさが当たり前になっているので
ステンレスのモデルを触ると、ちょっとした驚きというか不思議な感触を抱くのですが
「これはこれで、ありだな」
とも、改めて感じるわけでもあります。
当BN1015-52Eを初めとするクリエイティブラボの特徴は、新キャリバー
「E365」
を
搭載しており、省電力化の技術により、1回のフル充電で365日稼働する
という特徴を活かして、電力の必要な大きな針やダイヤル上に散りばめられたラメをふんだんに使用することができるようになっているという利点に繋がっているというようなことが、シチズンの公式動画チャンネルで語られておりました。
バックサイドの稜線もシャープで美しく、さらに、サイドの繊細なヘアライン仕上げとの好対照が心地よい。
裏面のツルッとした仕上げと
サファイアガラスの見返しが、ガッツリし主張しているのも、また、ヴィンテージデザインっぽくて、いい感じ。
こちら、電波時計ではありませんが、月差±15秒程度ですので、それほど誤差は気にならないのではと思います。
あとは、この重量感をどう捉えるか。
6万円代前半の価格からすると、これはこれで、ありではないかと思うのですが、いかがでしょう。