鳥取県東部のお祭りの一つ
「ひじりさん」
の愛称で親しまれる聖神社の祭り囃子は、残念ながら今年も聞こえてこなかった。
てんてん
「はぁ〜」
てん、どこどん。
「はいっ」
てん、どこどん。
「はぁ〜」
てん、どこどん。
そんなお囃子に合わせて、街道を練り歩く神輿や屋台十数台のうちの、一台に乗せられて、太鼓係を命じられた小学生の私は
てんてん
「はぁ〜」
てん、どこどん。
「はいっ」
てん、どこどん。
「はぁ〜」
てん、どこどん。
おそらく、2、3週間くらいは練習をしたろうか。
世の中の時間が、割とゆっくりと流れていた時代だったのだろう。仕事を終え、鳴り物の楽器や、横笛を携えた大人たちが、ちょっと一杯ひっかけ上機嫌。上半身を左右に動かした拍子に、演歌のこぶしを転がすように首さえも細かく揺さぶるからこそ
♫ピ〜ヒョロロ〜〜〜〜〜
細く長くヴィブラートする笛の音を遠くまで届けることが出来るのだと信じて止まない様子に合わせ
「さあっ!」
リーダーの大号令に食らいつくように
てんどこ
てんどこ
てんどこ
てんどこ
てん、て、てん、て。
てん、てん、てん。
「よぉっ」(しょう
てん、てん、てん、てん。
てん、どこどん。
「はい」
てん、どこどん。
「はぁ〜」
てん、どこどん。
未来永劫、続くかのような冗漫な旋律を、我慢して奏で続けられたのは、練習後に配られるオレンジジュースやお菓子の美味しさのせい、だけではなく、もらったお菓子を、その時間に友人と一緒に食べる優越感だったろう。あるいは、練習で遅くなったついでに、夜ふかしをして、どさくさに紛れて、大人の番組を盗み見ていた背徳感だったのに違いない。
SEIKO PROSPEX
セイコー プロスペックス
SBDC167
1968 メカニカルダイバーズ現代デザイン
Save the Ocean モデル
135,000円+税
主なスペック
- ケース&ストラップ材質:ステンレス
- ガラス材質:サファイア
- ケースサイズ:48.8 X 42.0mm
- 厚さ:12.5mm
- バンド幅:20mm
- 重さ:186.0g
- 駆動方式:自動巻き(6R35)
- 200m潜水用防水
- 発売日:2022年6月24日
大人しい・・・
御覧ください、このブルーの輝き。
とかいつまでやっていても仕方ありませんが、いかがです。
プロスペックスから6月24日、明日発売の
「Save the Ocean 2022」シリーズの
1968 現代モデル、SBDC167の輝きは、シリーズ随一の
鮮やかなブルー。
時には、このようにすっと影をまとい
穏やかなグレイシャー・ブルー
時間を確認するために上げたあなたの左腕では、このように
美しくきらめき、輝いて、もう時間なんてどうでもいいっ!
会社なんて知るか。
この暑いのにスーツを着て働くヤツは馬鹿かキ印。上司も暑くてどうにかなったのだろう、イタリアンのイの字もないキチッとした上下のダサいスーツに、くるぶしソックスとか、アタオカじゃねぇかよ。
あああ、われ、もう直帰なり。
このまま、タクシーを止めるかのように左手を挙げたまま
SBDC167に衆目を集めながら、いつの間にか裸になって、銀座三丁目を走り抜けてやらあ!
こちらSBDC167のブレスは、上掲SBDC165と
鳥取ラーメン、最高説
うまかっ【プロスペックス SBDC169】ちゃん 昨日は休みだったのでゆっくり起床。ゴロゴロと転がるようにして階下に降りてソファに寝転び、NHK BSにチャンネルを合わせて番組表を確認。 呟く。 「足りねえ」 何が足...
これら2種類のベルトとは違って
真ん中のコマにストレートななカットが施されており
他の2種類と比べても、キリッとシャープな印象。
Save the Ocean 2022の中では、最薄となります。
ブルーのベゼルは、特殊なコーティングでセラミックのように輝いています。
ヌメッとした仕上げは、素晴らしい装用感に繋がります。
いやあ、好き好きはありますが、私、このSBDC167に一番、引かれています。
光が反射した角度、一瞬、見せる鮮やかさが
ああああああ、Save the Oceanシリーズは数量限定モデルではないものの、毎年、新しいモデルが登場するわけでございまして、いいですか、今年を逃すと、手に入らなくなってしまうかも知れないのですから、鳥取の中井脩に行って
「Save the Ocean 2022」
をご覧になったついでに、鳥取のジャンジャン祭りにも参加して、家に帰って冷静になったら、以下の動画も見て
すでに完売。以下の中井脩サイトにて、ご予約承り中。
小学校を卒業して以来
「ひじりさん」
の祭りには参加しなくなって数十年経つが、今頃の季節になると聞こえてくる祭り囃子に
てんてん
「はぁ〜」
てん、どこどん。
「はいっ」
てん、どこどん。
「はぁ〜」
てん、どこどん。
不思議と体が反応し
「シュワッ」
褒美にもらった、あのサイダーの、泡沫の如く、次から次へと幼い記憶が蘇る。
遠くを眺めるようにして、記憶に細める眼前には、お囃子や踊りの調子が乗り過ぎ勢い付いて、前につかえて停滞してしまった屋台が見えている。
すると、連の前に颯爽と飛び出した、片肌を脱いだ浴衣の氵男がねじり鉢巻、号令を発するのである。
前だよ
前だよ
えらやっちゃ
こらやっちゃ
祭り囃子の代わりに叫ばれ始めた単純な掛け声は、複数の氵男どもによって復唱されて
前だよ(前だよ)
前だよ(前だよ)
えらやっちゃ(えらやっちゃ)
こらやっちゃ(こらやっちゃ)
そんな風に聞こえていたかと思えば
前だよ前だよ
(前だよ前だよ)
えらやっちゃ、こらやっちゃ
(えらやっちゃ、こらやっちゃ)
リズムを変えて叫ばれる。
ここで、私たちは今、まさに気づくはずだ。
長かった歴史的な災厄で、日本人が忘れていたことは何か。
そう。
大きな声である。
叫び声である。
一緒になって叫ぶ、掛け声を忘れているのに違いない。
「よおっ(しょう」
などという掛け声を、最後に聞いたのは、いつだったか?
あああ、そんな掛け声が
前だよ
前だよ
えらやっちゃ
こらやっちゃ
単調でいつまでも変わらないのに飽きられずに、いつまでもこうして叫び続けられるのは、きっと、踊り子がいつまでも、泡立つ炭酸に目を輝かせて踊る阿呆だからに違いない。
今年の梅雨は、ほぼ、通り過ぎた、だろうか、梅雨の後には、夏だって来る。
鳥取に夏が来たならば、今年こそは、東部最大規模(笑のお祭りの、あのしゃんしゃん祭
鳥取市民にとって、重要なイベントがこちら
じゃんじゃん【ハミルトン H38755781】祭 「それってじゃんじゃん踊りの練習ですかw」 時計を持った右手を頭上に掲げて、光の反射角度がもっとこう 「こっちからならいいのにぃぃ」 左手で持ったスマホで、時計...
の開催を心待ちにしている人がどれほどいるか。
今年は市街を練り歩く一斉踊りはないものの、何と、場所を別途用意して一斉傘踊りと、すずっこ(≠ とびっ子)踊りが有観客で行われるようなので、在住の私たちはもちろんのこと、県外や帰省の方も乞う期待、というところである。
ただ、もし万一、諸事情によりしゃんしゃん傘踊りが舞われなかったとしても、鳥取市内、各所では日々、じゃんじゃん祭という小規模なお祭りが開催されているので、どこか、じゃんじゃん酒(さか)踊りに遭遇することがあったなら、ぜひ、勇気を出して参加されたい。
ひじりさんのお祭にも掛け声があったように、じゃんじゃん祭にも、もちろん、ある。
今年の夏、その掛け声を、ご自身も張り叫ぶ一人となることを願って、このエントリーの幕を引こう。
じゃんじゃん持って来い酒持って来い
よおっ!←(しょう
来るのが嫌なら行ってやる
はいっ!
じゃんじゃん持って来い酒持って来い
よおっ!←(しょう
来るのが嫌なら逝ってよしっ!
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