EDIFICE
エディフィス
EFK-100YD-3AJF
JPY 49,500円
主なスペック:Specifications
+ケース&ストラップ材質:ステンレス
+Case & Strap Material:Stainless Steel
+ガラス材質:サファイア
+Glass Material:サファイア
+ケースサイズ:43.5 x 39mm:Case Size
+厚さ:12.5mm:Thickness
+重さ:148g:Weight
+駆動方式:自動巻き
+Movement:Automatic
+精度:平均日差+45秒〜−35秒
+継続時間:約40時間
+10気圧防水:10bar
+発売日:2025年7月11日
+Released:July, 2025
カシオ初となる
「機械式腕時計」
である当エディフィスの
「EFK-100」
シリーズは5万円を切る価格で
実際より鮮やかに映っている気もします。
私はこれが一番、好き
メタルの機械式時計としてはかなりお手頃。
しかしながら、この価格帯の機械式ウオッチは、現在、群雄割拠の様相を呈している。
シチズンはTSUYOSAシリーズ。
セイコーでは5スポーツ。
ほぼ同じ価格帯であり、どちらもかなりコアな人気があり
時計から少し距離のある若い世代を中心に、徐々に潮流を作り出しつつある。
高級感が感じられる
そんな中、初登場のカシオ機械式エディフィスに勝算はあるのか。
それは、私たちにはわからない。
ただ、そうした今後の展開を考える前に、まずもって、当EFK-100YD-3AJFをじっくり見ておかなければならないのは間違いない。
見ていただきたい
そう。
もうこの先、このエントリーに言葉はいらないはずだ。
無駄な予想や荒唐無稽な思惑を言葉でだらしなく書き綴るのではなく、実際に見る。作る。触る。行動に移す。
手にとって見る
そのことこそが大切なのだ。
それを、高校の時の、あの国語の教師は言いたかったのか。
古文を私たちに教えていた真面目で若い彼がちょっとしたタイミングで放った言葉に
やけに力が入っているように感じた私は、今でもその言葉を忘れない。
裏面はスケルトン
「私は本は一切、読まない。それでも、こうして国語は教えられる」
彼が言及しただろう
「本」
が小説だったか書籍全般だったかについて細かくは忘れてしまった。
ただ、彼の、普段、授業で見られない魂の叫び
憤り、燃えたぎる黒いほむらのような感情を
「本を読まない」
という短い宣言に読み取ったのは、それだけ彼の言葉が強かった
からではなく、高校探偵しうとして当時、学内の裏事情に通じていた私だったから、ということができるかも知れない。
当校には、古参でかなり強権的のような感じのする国語教師がいた。文学や国語学問に傾倒していたのではなかったか。
コンパクトサイズ
彼は言うのだ。
「本を読むのに、ブックカバーをしないのは馬鹿だ。裸で歩いてるようなものである」
いかがだろう。
冷静に考えると、両教師とも頭がおかしいのではないかと思えるのではないか。
高校生相手に、私は本は読まない
と断言する国語教師と
「カバーをせずに本を読むような奴は丸裸で町を歩いているような器具類だ」
栞などは、マイクロビキニで歩いているようなものである(しう、敷衍)という国語教師。
どっちもどっちである。
そうだ。
彼らは、いがみ合っていたのだ。
古参で年長、権威的な教師と新しい若い教師。
お互い国語担当で、接触することは多かったに違いない。
親と子ほどの年の差の二人の接触は、それぞれが強い思想を持ち、同じように
「孤独」
であったからこそ、ぶつかり合うことになった。
そして、古参教師に、己と同じような陰を見出した新人教師の中で敵意がムクムクと鎌首を持ち上げ
上記のような発言につながった。
そんな風に、読書探偵しうは想像する。
根拠は、ない。
いや、要するに本を読もうが読むまいが、人となりに影響されることは、大してない。
そんな風に私は思うのだが、いかがだろう。