じゃんじゃん祭【セイコー SBTR057】２０２５夏

SEIKO SELECTION
セイコー セレクション
SBTR057
JPY 60,500円
主なスペック：Specifications
＋ケース＆ストラップ材質：ステンレス
＋Case & Strap Material：Stainless Steel
＋ガラス材質：ハードレックス
＋Glass Material：Hardlex
＋ケースサイズ：45.2 x 38.7mm：Case Size
＋厚さ：12.6mm：Thickness
＋重さ：112.0g：Weight
＋駆動方式：電池
＋Movement：Battery
＋5気圧防水：5bar
＋発売日：2025年8月8日
＋Released：August, 2025

最近トレンドとなっているクラシックな要素を取り入れた

「クラシカルスポーツカー」
スタイルのクロノグラフウオッチがセイコーセレクションから登場しました。

電池駆動でクオーツ制御と、近現代腕時計の王道スタイルを採用していることもあり

価格がかなり抑えられているのも魅力。
３年に１回の電池交換さえすればいい。
丸や四角形でノッペリとして

情報を適宜表示してくる、ああいうスタイルのビジネスツールも、それはそれで、いい。
ただ、男性の数少ないファッションアイテムである腕時計は

自身のファッションとコーデできるオシャレなタイプのものがいい。
そんな方に、腕時計入門機として選んでいただける一品が当SBTR057でございます。

クラシックカー。
日本のクラシックカーといえば、人力車を思い浮かべる人も少なくないだろう。

あるいは、お祭りで使われる山車（だし）は、日本最古のクラシックカーと考えることもできるだろうか。

そう。
盆祭りがいよいよ、近づいてきている。
鳥取市の盆祭で最大の
「しゃんしゃん祭」
もその一つであります。

赤や金の飾りと鈴を付けた華やかな竹の傘を
「しゃんしゃん」
と振って踊る様子がそのネーミングの、そして傘

を使うということからもわかるように、雨乞いが儀式の由来のはずだ。
ではあるものの、祭りのタイミングで雨が降ってしまうと

特製の竹傘がボロボロになってしまうので、アレである。
と、このように現在、私の中で、しゃんしゃん祭はどうでも良くなってきているものの

その副産物として鳥取市内で繰り広げられている
「じゃんじゃん祭」
にはまだ、私たちインナー系オヤジにとっては大いに可能性のある催しだと、探求をやめられないでいる。
「じゃんじゃん、持って来い酒持って来い！」
しゃんしゃん祭がお盆限定であるのに比べて、じゃんじゃん祭は鳥取市内の居酒屋にて年中、開催されている。

じゃんじゃん祭り開催中の居酒屋では上記の発声に続けて
「来るのがイヤなら行ってやる！
じゃんじゃん、持って来い酒持って来い！
女房も一緒に連れてこい！！！」
このような掛け声が叫ばれるのだが、当人たちは誰もそのようなことを思っていない。
反語的な意味合いである。

女房など居酒屋に不要だ、いや、女子は来てくれるなよ頼むから。
このように、何かしら人生の陰を背負った男たちが、己のうちにわだかまり、滾（たぎ）り、溢（あふ）れそうな
「フォースの暗黒面」
を開放するための儀式が、そう、じゃんじゃん祭なのだ。

ここで注意をしていただきたいのはこれは、決して、女性を否定したものではない、ということである。
そうではなく、例えるならば

オシャレなカフェで心地よい午後のブランチを、ほっこり楽しんでいる女性にとって

このような下品な男たちが、同じ空間にいることが許せない。
“vice versa”
逆も真なり。

折角のざっくばらんな空間に

女子たちがいることによって、インナー系おやじは、フォースの暗黒面をかかえているからこそ彼らは格好を付けて、肩肘張ってくたびれるようである。
ご覧いただこう。