困ったときの【プロスペックス SBDL119】時計5機能：完全版

PROSPEX
SPEEDTIMER
プロスペックス
スピードタイマー
SBDL119
ソーラークロノグラフ 東京2025世界陸上記念限定モデル
世界限定：6,000本（うち国内：800本）
JPY 103,400円
主なスペック：Specifications
＋ケース＆ストラップ材質：ステンレス
＋Case & Strap Material：Stainless Steel
＋ガラス材質：サファイア
＋Glass Material：Sapphire
＋ケースサイズ：45.5 x 39.0mm：Case Size
＋厚さ：13.3mm：Thickness
＋重さ：161.0g：Weight
＋駆動方式：ソーラー
＋Movement：Solar
＋10気圧防水：10bar
＋発売日：2025年8月8日
＋Released：August, 2025

３４年ぶりに東京で開催される世界陸上
「東京2025世界陸上」
を記念した限定モデルがプロスペックスの

「スピードタイマー」
シリーズから発売されました。
ちなみに、セイコーは３８年間、世界陸上のオフィシャルタイマーを勤めているというから凄いではないですか。

東京大会のメインカラーでもある
「江戸紫」
をイメージしたダイヤルはこのように

薄い紫をベースに、深いグレーのスモールダイヤルが全体を

キリッと引き締めており、紫を採用しながら派手過ぎず、クロノグラフの楽しいデザインとの相性は抜群。
当SBDL119のベースモデルは、発売当時

そんなソーラークロノグラフのスピードタイマーが

２０２１年の発売から４年経った現在でも根強い人気がある理由は、３列のシンプルなブレスレットとクロノグラフ：ストップウオッチ機能を搭載した複雑なダイヤル

そして、ツートーンのシンプルなカラーリングのマッチングにあると言えるのではないか。

というわけで、吉本新喜劇並のワンパターンでとりあえず、当SBDL119は締めくくり、そして以前より

懸案となっておりました、時計業界では知る人ぞ知る
「時計開発者が困ったときの時計５機能」
について、読者様に赤裸々に公表するときが来た。

前回ではスケルトンについて語ったり語らなかったりしたが、今回はもう面倒なので、５機能の概要をまとめて見てみよう。
１）スケルトン
２）月齢
３）クロノグラフ
４）GMT
５）ダイバーズ

上掲の文字列を眺めれば大体、想像つくようなものであるが、時計初心者の方に以下、機能を付記した表を作ってみた。

スケルトン	時計の内部構造が、外側全体、あるいは一部から見ることができる
月齢	月の満ち欠けの様子を（主に）文字盤上に表示
クロノグラフ	ストップウオッチ機能。主に針による表示の場合を言う
GMT	２４時間で文字盤上を一周する針によって２４時間表示が可能
ダイバーズ	ダイビング用の防水機能を装備

この５機能の中から１つ、あるいは複数を併せてプロトタイプに盛り込むことで、ある程度、新製品に着手する手がかりを掴むことができる、というわけである。

いかがだろう
逆に言うと、お手元の時計に上記、５機能が装備されていないのに満足感を得られているのなら、それこそが

シンプルで素晴らしい時計だということができるかも知れないし、そうではないかも知れない。

ここで、開発陣の名誉のために、彼らがいつもそのようなことを考えているわけではない、と言っておかなければならない。
ただ、その週は、毎日炊事の当番になってしまい忙しくて叶わない。いや
「見逃してくれないかな

というようなことを何度も繰り返して奥さんに怒られ

一ヶ月、続けて夕ご飯の当番をしなければならなくなったときなど、時間がない。
ああああ、どうする。

というような状況で便利なのが、上記
「困ったときの時計５機能」
なのであります。

ちなみに、当家では、私は炊事を任せられていないのですが、それは、作業中に鼻くそをほじったりキンタ丸を掻いたりするためである。

その代わりに、お風呂掃除と洗濯系全般、ゴミ捨てに加えて

最近、掃除機かけが追加されたいきさつがまた笑うではないか。
つづく）