贈【プレザージュ SRRY051】物

PRESAGE
Cocktail Time
プレザージュ
カクテルタイム
SRRY051
JPY 75,900円
主なスペック：Specifications
＋ケース＆ストラップ材質：ステンレス
＋Case & Strap Material：Stainless Steel
＋ガラス材質：ハードレックス
＋Glass Material：Hard Lex
＋ケースサイズ：40.4 x 34.0mm：Case Size
＋厚さ：10.7mm：Thickness
＋バンド幅：17mm：distance btwn lugs
＋重さ：87.0g：Weight
＋駆動方式：自動巻き
＋Movement：Automatic
＋精度：平均日差+45秒〜−35秒
＋継続時間：約41時間
＋5気圧防水：5bar
＋発売日：2025年6月6日
＋Released：June, 2025

プレザージュの人気シリーズ
「カクテルタイム」
の新製品は

「デイタイム・カクテルパーティ」
をテーマに、３種類のカクテルをイメージしたダイヤル表現が、目に楽しく

美しい。
この淡いカラーリングならば、様々なカラーとコーデしやすく、しかも

見ていて飽きない。
長い時間、永い期間、一緒に、同じ時間を過ごす物だから。
「ちょっと、大きめサイズだけど」
プレゼントしてくれた彼が説明してくれた。

クオーツや電波時計など、電気を駆動力としている時計は
「カチッ、コチっ」
１秒１秒を刻む。
のに対して、このSRRY051は機械式なので

彼の言う通り、その秒針は

流れるように文字盤上を移動していく。
そんな様子に、ホッとする。

古き良き時代を取り戻せた。

そんな感覚。
彼からのメッセージ、思いが込められた、贈り物。
クラッシュアイスを思わせる美しいパターンに施された

淡いカクテルのようなカラーリングのダイヤル上を、ゆっくりと進むゴールドの秒針。

秒針はいつも同じ速さで進んでいる。
いや。

その個体によって、あるいは、着用する人によって、多少、誤差があるかも知れない。
だったなら、この、私の手首上のSRRY051は、私と彼が過ごす時間をどのように刻んでいるのだろう。

私には少し、早く進んでいるような気もする。
「ボクもだよ」
彼はそう言って、自身の手首上で時を刻むプレザージュ、SARX129に

チラッと目をやる。
「さあ、行かなければ」
ボクたちには時間がないんだ。

わかる。
痛いほど。
あああ、でも、今別れてしまったら、明日、股、彼と会える確証がどこにあるだろう。
明日が来る。
明るい明日が来るっていう、単純な事実にさえも自信を持てなくなっている私。

私たち若い世代。
「明るい明日はきっと来る！」
強い口調でうなずく彼の言葉なら。
「だから、、、」
名残を惜しむように寂しげに

私から視線を逸らすと
「、、、明日、待ってるよ！」
この３日間で３キロ落ちたという背中を、私に向け、夕日に向かって走っていく。
この猛暑の中、仕事に邁進する彼。
夢を追い、走り続けるあの人。
会いたい。

明日はどこで会えるだろう。
明後日は。その次は。
不安？

彼が毎日、翌日のスケジュールを教えてくれるから、必ず、会える。

明日は県東部の駅前。
明後日は、県中部の駅前。
また、会える。
「良かったら、友達にも声をかけて」
可愛いリボン包装を解きながら、当SRRY051を手にした私に掛けてくれた、彼の魔法の言葉。

「ボクの仲間を紹介したい」
私の友達に会いたい。
友達を紹介したい。
大事な人だから。
そんな熱い彼のメッセージは
「ご覧」
彼からのプレゼントSAARY051の、その裏蓋にも、しっかりと刻印されていたんだ。

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々々村竜太々
２０２５年７月２０日