PRO TREK
CLIMBER LINE
プロトレック
クライマーライン
PRG-340SC-5JF
JPY 31,900円
主なスペック:Specifications
+ケース材質:樹脂/樹脂(バイオマスプラスチック)
+ストラップ材質:シリコーン樹脂
+Case Material:Biomass Resin
+Strap Material:Silicone
+ガラス材質:無機
+Glass Material:Mineral
+ケースサイズ:54.7 × 51.7mm:Case Size
+厚さ:15.1mm:Thickness
+重さ:60 g:Weight
+駆動方式:ソーラー
+Movement:Solar
+10気圧防水:10bar
+発売日:2024年3月15日
+Released:March, 2024
プロトレックとくれば、環境に配慮した素材を採用しているという認識が
より多くの方に共有されるようになってくれば、さらなる飛躍を遂げるのに間違いはない3
が、しかし。
ウェアラブル端末の市場はいまや、戦国時代の様相を呈している。アップルやグーグル、ギャラクシーに加えて、群雄割拠の中華メーカーが虎視眈々と、ニッチな市場からの躍進を狙っているだろう。
一部、タワーマンションを買い漁るのと同じ理由で器具類勢が群がるラグジュアリーウオッチを除いて、老舗スイスウオッチや、国産ウオッチメーカー陣営も、そんなウェアラブルデバイスの行く末を、戦々恐々と見守っている状況ではあろうか。
そんな中で、カシオは、世に送り出すウオッチが比較的、ウェアラブルデバイスと価格帯が近いということもあるため、つい
「焼き肉はやめて、牛丼な」
ハンドルをグイッと切って、安易な方向転換をしてしまいそうではあるが、そこは、スマートフォンとの連携には全く拘らずに進化し続けるプロトレック
あるいはG-SHOCKのスポートラインアップG-SQUADのようにスマートフォンと連携を必要最低限にとどめ、あくまでもG-SHOCKであるものを世に送り出しながら
進化とともに、カラバリも増えてきました。
ウェアラブルデバイスの今後を見守り、展開次第では、いつでもあの業界に参入できるよう手探りしているというような状況だろうか。
当しうブログは時計屋なので、ウェアラブル端末を扱うことはないからもあろう。マルチな情報を確認したいのであれば、スマートフォンでいいじゃねぇかよと言いたいのである。
いや、何年も使い続けるのが今までの前提であった腕時計として、OSに依存してしまうスマートウオッチを選ぶのはどうなんだろう。5年で買い替える前提で、時計を選ぶのはどうかなと、そんな風に考える使用経験者が、今後、増えていくのではないかと、希望的観測をもって眺めているのが、時計屋しうの現状ではある。
もちろん、実際に、アウトドアのギアとして時計を選ぶ人には、充電の必要もなく、それ単体で動き続けてくれるプロトレックは、アウトドア機能も含めて、かなり良い選択肢になるのではないか。
ちなみにプロトレックのアウトドア機能は以下である。
・方位計測
・気圧/高度計測
・気温計測
当PRG-340SC-5JFに搭載されていないGPS機能は、どうせ持っていくスマートフォンにもついているし、ちっちゃなスマートウオッチでわざわざ確認しなくてもいい
ように思うのですが、いかがでしょう。お客様?
感想ですかぁwww
ただ、私が年を取り退職したときは、スマートウオッチを選ぶかも知れない。
生い先は限られているし、いつ、ポックリいくかわからない。筋肉が弱ってきたりバランス感覚が鈍くなって、転んでしまうかも知れない。今よりももっと、ものをよく失くすようになるだろう。手に巻いておきさえすれば、心拍を計測し続け、転倒の感知や、あるいは、端末自体で家族に連絡が取れるようであれば、サイコーじゃないですか。
ただ、やはり機能が増えるほど
「バッテリー切れ」
は避けて通れない問題となるだろう。
しかし、そうした状況を、逆に利用するという、その老獪さこそ、今、自分が発揮できる数少ない能力の一つ、SPECなのである。
賑やかで楽しそうに夕食の準備をしている女子キャンプの一行に目を付けた私は、普段の顔に刻まれた大きな皺がさらに深く垂れ下がるのを抑えながら、電源の切れかけたスマートウオッチを差し出して声を掛ける。
「お邪魔して申し訳ないのですが」
モバイルバッテリーを貸してくれないか。このスマートウオッチは
「Baby-Gならぬ、ばぁばぁじい」
といって、私の命を守ってくれるスマートウオッチなのだけれど、年を取るのはまあ、情けないこと。予備バッテリーを持って来るのをこんな時にこそ、忘れてしまうのです。どうか、どなかたか、モバイルバッテリーをお持ちの方がいれば、この
「婆ぁ婆ぁ爺」
に新たな力を吹き込んで、老いぼれのおジジを助けてもらえないだろうか。
突如、現れた老紳士に一瞬、サバンナで群れをなす草食動物のように動きを止め、遠くを、近くを、潜めく雰囲気を全身で感じようとしていたキャンプ女子達は、長年の経験で培われた私のSPEC「安心感」、自分の窮状を笑い飛ばしながら丁寧に説明する様子に、だんだんと警戒心を緩め、さらには、そのスマートウオッチの「婆ぁ婆ぁ爺」というネーミングに心をほだされ、老獪な紳士を囲む輪は小さくなり、彼女たちの顔に笑みさえ浮かび始めれば
「どれ、このボタンを押すと、予め登録していた端末に、このやうに」
「面白~い」「ぇ、そんな機能も使いこなせるんですね、おじさん」「見せて見せて」
「さらに、この外側は簡単に取り外しができ、着せ替えもできるんじゃよ、ほら」
こうして、優しく、彼の皮を剥いてあげるようにね。
などと余計なことは言わない私の周りには笑顔ではしゃぐキャンプ女子たちが群がって、ああああ。若い女性の、レモンのように爽やかでありながらシトラスのような少しビターな香りがもう、山深きキャンプ場のそれではないような。
まるで桃源郷。
スマホのアンテナが1本しか立たないこのような自然に囲まれ、女子に取り囲まれながら、私のアンテナはもうビンビン、3本、おっと。
いかんいかん。
これから、彼女たちとより親交を深めて、楽しいインタビューや面白いイベントを考えているのだから、先に急がねば。
(次回は、次のプロトレック新作レビューに続く
このエントリーからの続きでした。
こちらに続いちゃいました。
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