CASIO EDIFICE
WIND FLOW
カシオ エディフィス
ウインド フロー
ECB-2200HTR-1AJR
Honda TYPE R コラボレーション限定
JPY 50,000円+税
主なスペック : Specifications
• ケース&ストラップ材質:カーボン / ステンレス
• Case & Strap Material : Carbon / Stainless Steel
• ガラス材質:サファイア
• Glass Material : Sapphire
• ケースサイズ:47.6 X 48.2 mm : Case Size
• 厚さ:11.9 mm : Thickness
• 重さ:68 g : Weight
• 駆動方式:ソーラー充電
• Movement : Solar
• 10気圧防水 : 10 bar
• 発売日:2023年11月10日
• Released : November, 2023
11月10日に発売された瞬間に
蒸発してしまったかのように、市場からユーザーの手に渡ってしまった当モデルは、もちろ
当店でも完売ですので、お問い合わせいただいても、ご要望にお答えすることはできません。逆に、当ECB-2200HTR-1AJRをレビューすると
「そうは言っても、どこかに隠してあるのでは、、、」
一縷の希望を抱いたお問い合わせが来たりすることもあるのですが
「完売」
なのでございますから、仕方がありません。ならば、レビューをしなければいいのでは
というご意見もあろうかと思いますが、私は当ECB-2200HTR-1AJRの
「ホンダTYPE R」
との限定であることよりも、エディフィスの
「WIND FLOW」
というシリーズの
腕時計として今ままでになかったデザイン、フォルムの魅力をお伝えしたいと、このように筆を執っているわけでございます。
「本館」
の記事。
通常モデルの「WIND FLOW」や「ソスペンシオーネ」もいいですよっ!
WIND FLOW。カーボンの素材感や特徴が活かされた、今までにないデザイン。
こちらは、エディフィスのソスペンシオーネ
ホンダTYPE Rというのは人気が凄いらしいと検索して、ホンダの作るスポーツカーのような車ということくらいしか頭に入ってこない
「車ざっくり系」
の私としては
ストラップに記載されている
「FK2」
という文字列を見て
F、SK2、か
ピテラかな」
とか思ったのは、常連読者様のご想像通り。
いや、しかし。
ピテラピテラって、輝かしい現在がいつまでも続くと思っていたら大間違い。
今は、そうやってチヤホヤされているからいいかも知れないが、40、50と時の過ぎ去るのはあっという間。
まさに、光陰矢の如し。
ふと、気付けば回りには、誰も。。。
「早く結婚すれば、いいのに」
テレビをボォーっと眺め半開きになっただらしない口元から、思わず漏れるため息に
「いいじゃん、別に。個人の勝手じゃん」
「ん?」
隣の女房が呼応する。
「可愛いし。もう、一人でも十分やっていけるくらいの財産はあるんだろうし、まあ」
(わからんだろうがね、あなたのようなハゲチャビ夫には)
彼女の、そんな心の声も聞こえてきそうな、ぼんやりとした口ぶりに
こんなんになりながら、ぐっと唇を噛み、耐える。
あああ、
女房が知っている通り、私のような市井の薄汚いオヤジにそんな財産はないかも知れない。だが、私の言っているのは財産、とかっていうそんな小さな話でないのだ。
もっとなんだろう、人間的な、温かみのある。
「もったいない、かなとか」
「何が?」
そうだ。もったいないんだよ。使わないなら私にくれと。
「いや、、、財産などという測れるものではなくって、、、」
「は?」
「過ぎ去りし、時間っていうか」
思わず濁した言葉が
「はああ?」
女房に届くわけはない。
お金などよりもっともっと大切なもの。
それは、私の心の中で晴朗に澄み渡り、何度も何度も木霊する。
しかし、聞くところによると、このTYPE Rは、メーカー販売価格より
すみません。
レギュラーモデルには、ステンレスブレス仕様のものもあります。
かなりのプレミアムが付いてくる車種のようなので、マニアの世界というのは、いつの時代、どんなものでも、ディープであります。
というわけで、当ECB-2200HTR-1AJRは、当店もで完売でございます。
残念。
ただ、このレビューを見て、エディフィスのシリーズに興味を抱いていただければ、嬉しいです。
レギュラーモデルもクールです。