近代資【エクシード CB1084-51A】本主義

CITIZEN EXCEED

シチズン エクシード

CB1084-51A

JPY 130,000円+税

主なスペック : Specifications

  • ケース&ストラップ材質:スーパーチタニウム
  • Case & Strap Material : Super Titanium
  • ガラス材質:サファイア
  • Glass Material : Sapphire
  • ケースサイズ:38.0mm : Case Size
  • 厚さ:9.9mm : Thickness
  • 重さ:71g : Weight
  • 駆動方式:ソーラー電波(H149)
  • Movement : Solar / Radio Wave
  • 5気圧防水 : 5 bar
  • 発売日:2015年10月
  • Released : October, 2015
CB1084-51A

2015年に発売されたシチズンのエクシードCB1084-51Aは

CITIZEN EXCEED シチズン エクシード CB1084-51A
御覧ください!

とても7年前の商品とは思えない輝き。

いや、この実機は7年前のもんじゃ、ねえから
だとしても!

私が言いたいのは

デュラテクト

7年前に発売された腕時計でありながら

デュラテクトプラチナの白い輝きと

全く、色褪せることのないシンプルなデザインと

デュラテクトピンクの温かい美しさ

スーパーチタニウムに施された表面強化処理

「デュラテクト」

によって永く続くこの美しさは、とても7年前に入荷した商品には見えません。

7年前に入荷したんじゃないって言っただろうが!
すっ
文字盤の紋様も素敵

いや、我々の生活を囲む製品のライフサイクルがもう、ドンドン短くなっているなあと最近、身に沁みて感じておりまして

38mmとコンパクト

腕時計のように、ほぼ毎日、一日の大半、手首に装用しながら、10年近く、いや、時計によっては10年20年と永く使うことのできる腕時計。

ドレッシーな、5列の細やかなブレス

例えば、洋服などと比べると、毎日、同じものを装用するのにも関わらず製品寿命の永い腕時計の、製品としてのライフサイクルがどんどん短くなってきている、のか。

リサイクルショップ?

いや、違う。

すなわち、一般消費財の製品ライフサイクル

製品が市場に登場してから役割を終えて姿を消すまでの需要の寿命を示したプロセス

グーグル検索トップページより

が短くなっているために、メーカーは

「新しい」

製品をドンドンと製造しなくてはならなくなっているらしい。

先日配信されてきた、東洋経済オンラインの記事の

かなり長めですが、読み応えあり。

著者が、あの小幡績なので、眉に唾して読み始めたものの、長い記事ながらあっという間に読み終えた私はまさに、膝を打つ思いだったのだ。

いつも膝を打ったり、背筋に雷撃を感じたりして体は大丈夫かと心配される向きもあろうかと思うが

それな

これは、比喩表現なので安心していただきたいのだが

早くしろよ、先に進まねんだよ

このように早く先に進みたい方には上掲の記事の

最初から読みましょう。

上記、パートから読むと、時間節約が出来たり、しますが、やっぱり、そうすると全体がボケてしまうので、初めから読むべし。

上記

「資本主義が静かに衰退を始めていると言える訳」

というタイトルの記事において、小幡は言う。

20世紀に突入し、余暇が急激に増えた世界において、私たちは

新しいぜいたく品、イノベーションという名の下に、次々と新製品を売りつけるほうが手っ取り早く売れた、儲かったからである。必需品はみなが経験済みである。だから、本当に進歩しているか、必要な新製品か、誰にでもわかるから、ごまかしが利かない。役に立つ技術進歩が難しいのである。

小幡

電波時計なので、時間や日付修正が不要という役に立つ腕時計

なるほど、厳しい指摘であるが、その通りのような気がする。

一方、新しい製品は、要は新しければよかった。役に立たなくても、エンターテインメントだから、必要でないものであり、ただ楽しむもの、物欲を満たすものであればよかったから、生み出すのは簡単だった。

小幡

「新しい」ものを売るために、広告やマーケティングが発達して、そうした経済成長は現在

最終段階を迎えている

小幡

らしい。

しかも、ソーラー発電なので、定期的な電池交換が不要だから
SDGs(笑

そして、話はだいたい、このように締めくくられる。

このようにして「新しい」製品に対する信仰が世界中で進行する(かっこしょう、代わりに、「必需品」を作る担い手が少なくなって、必需品の価格が高くなるが、それは富める者にとって何の問題もなく、実質的に、国内の富の格差が広がると。

厚さは9.9mmとかなり薄い

まさに、今、現在、世界の先進国で展開されている状況ではないか。

身の回りにおいても、最近、以前と比べて、腕時計の新製品数が大幅に増えていると感じていた。とは言え、販売点数は以前と比べてさして変わらないのであれば、新製品の数は次から次に増えているものの、1モデルの生産数は間違いなく、減っているだろう。

記事中に、「新し」ければ良い。とあった。

とすれば、新しくなければ売れない。

ということにもなるのだろうか。

重さは何と71gと、超軽量

メンテナンス次第によっては、何十年も使い続けることのできるのが、機械式時計である。

事実、私も祖父や父の、年代物の時計をまだ、手にしている。

このように永い製品寿命が売りである腕時計の、製品ライフサイクルさえも、近代資本主義の衰退とともに短くなっていくのだろうか。

その先にあるものは。

長いコラムには、近代資本主義が衰退した後にやってくる新しい世界の姿は、もちろん、書かれていない。

そんでそんで
終わり)
どて
いいですねえ。

そうは言っても、現時点で、7年以上前に発売された当CB1084-51Aがまだ

現役

このように現役で美しく、かつ実用的な時計として輝いているからこそ、こうして求められ続けているのは間違いないと、実感を新たにした次第です。

動画もどうぞ!

CITIZEN EXCEED

シチズン エクシード

CB1084-51A

JPY 130,000円+税

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