PRESAGE
Sharp Edged Series
プレザージュ
シャープエッジシリーズ
SARX101 (SPB331)
‘Kabuki’ inspired Limited Edtion
十三代目市川團十郎襲名記念限定モデル
世界限定2,000本（国内300本）
JPY 110,000円＋税
主なスペック : Specifications
- ケース材質：ステンレス
- ストラップ材質：皮革（ホース）
- Case Material : Stainless Steel
- Strap Material : Leather (horse)
- ガラス材質：サファイア
- Glass Material : Sapphire
- ケースサイズ：47.2 X 39.3mm : Case Size
- 厚さ：11.1mm : Thickness
- 重さ：83.0g : Weight
- 駆動方式：自動巻き(6R35)
- Movement :Automatic
- 10気圧防水 : 10 bar
- 発売日：2022年11月7日
- Released : November 7th, 2022
皆さんは今まで生きてきて、どのくらい虫酸の走った経験があるだろう。
そう言えば案外、虫酸は走った経験はないかも。
私はと言えば、当SARX101 の限定テーマである
「13代目市川團十郎」
を襲名した彼のさまざまなエピソードを見聞きするにつけ、いつか、テレビで見たご尊顔に、人生で3回目の虫酸を味わった記憶が、まだ鮮明である。それほどに、虫酸はなかなか走らない、虫酸が走る経験は貴重なものだという実感があるとともに、思い返せば、かく言う私は今までの人生で、かなり多くの人たちに虫酸を走らせて来たような気もするので草
ただ、13代目市川團十郎によって走らされた虫酸いや虫酸を走らされた人の数は、市井の小さき私のようなものとは比べるべくもなく、また、市川團十郎のように豪胆で不敵、負けを知らない、いや負けたことを忘れる者にとって、虫酸が走った経験も相当、少ないのではないか。そんなことを考え合わせれば、今、ちょうど、虫酸に関する新たな方程式が眉間の奥あたりにゆらりと浮かびそうではありますが、それは次の機会に持ち越して、さっさと当SARX101 のレビューを片付けることに
いや、頑張ってお送りすることに集中しよう。
5代目の市川團十郎氏に纏われた素襖（すおう）が柿色であったことから日本の伝統色として
「柿色」
が生まれたと、手元のセイコーの資料には書いてあるが、本当だろうか？
日本文化なら何でも歌舞伎と結びつければ信じると思ってテキトーなことを言っているのではないかと「柿色」で検索すると
江戸歌舞伎の宗家・市川團十郎家に代々伝わる色は、弁柄と柿渋で染めた灰色がかった黄赤で、歌舞伎の世界ではこれを「柿色（柿渋色）」と呼ぶ
柿色は、ストラップの縫い糸や
ストラップの裏生地にも使われています。
ブラックの筺体と、ダイヤルの独特なカラーリングが日本、和、伝統色っぽくていいですねえ。
柿色と金のコンビネーションが素晴らしい。
柿色の奥からゴールドが透けて見えるような加工はどんな仕組みか。
ダイヤル上に数ミクロンのオーダーで凹凸を付けることで表現した日本の伝統的な「麻の葉」紋様の
方向によって色を変えることで、透けて見えるように表現されているのです。
ダイヤル以外の外装は、全くのブラックで、まさに
というか、烏の濡羽色。
しっとりと落ち着いたサイドの表情から一転
角度によって、豪華で格式の感じられる色彩が顔を見せ
このシンプルで深く引き込まれるような佇まいの中に、ドシッと輝く絢爛美。
この姿はまさに、１３代目市川團十郎のお姿を彷彿とさせ、虫酸もじゃんじゃん走るってなもんでございまして、よおっ、成田屋！
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十三代目市川團十郎襲名記念限定モデル
世界限定2,000本（国内300本）
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