コロナのワクチン接種を完了したので、時計ブログ界初となるワクチン摂取体験記を綴ってみよほかな、ほほほなどと画策
金色の・・・
していた熱意は、2回目接種後に全く上がらなかった我が体温とともに冷め切ってしまい、それから更に2週間以上経ってみれば、まあ、どうでもいいや。皆の感想と大概、同じだろう。
2回目摂取後に、結構な肉体労働をして、まさに多くの人が発熱したり体調を崩すという次の日も、普通に会社に出てああああ忙しい。バタバタとあっちの荷物をこっちに運び、こっちの荷物をあっちに運んで、一時間くらドタバタしたろうか。回りを見回せば、なんだほぼほぼ元通り。何もしていないやこりゃ
「てへへ」
朝からそんな茶番劇を自演してみましたならば、体調が急激に悪化して体の節々が痛くなってきたので、早退させてもらって、布団に横になってゴソゴソして、筋肉痛にゴロゴロと寝返りを打ちながら一晩寝たら、絶好調っ。
SEIKO PRESAGE
Ocean Traveler
セイコー プレザージュ
オーシャントラベラー
SARF013
180,000円＋税
主なスペック
- ケース材質：チタン
- ストラップ材質：クロコダイル
- ガラス材質：サファイア
- ケースサイズ：40 X 47.8mm
- 厚さ：14.6mm
- 重さ：81.0ｇ
- 駆動方式：自動巻き（cal.6R64）
- 10気圧防水
セイコー プレザージュから登場した新ラインナップ、オーシャントラベラーのこちらSARF013をレビューします。
深いネイビーに波の紋様が刻まれた文字盤の印象は、大洋の海原か。
肉眼では、かなりしっかりと確認することができる波紋のデザイン。
金色に輝くGMT針が、海原に差す一条の光のよう。
GMT機能については、色んなエントリーで説明していますが、直近ではこちら
飛んじゃうぞ〜
ダイヤモンドカットのベゼルはかなり特徴的で、このため、チタンのちょっとした黒さを感じさせない見た目になっています。
キラッキラです。
研磨処理の難しいチタンであっても、人目につきにくい裏側であっても、いや、逆に、人目につかない裏側だからこそ、ギラッギラに仕上げてみせようホトトギスという、セイコーの意地が垣間見えます。
なかなかに宜しいものでございます。
輝くメタルの部分が少なくなるので、ブログエントリー的にはインパクトが小さくなる気がするのですが、時計好きの中には、革バンド好きがかなりの割合でいらっしゃることもまた事実なり。
こうしてみると、カン足もスラリと伸びて、美しい。
昔ながらのプレザージュはこのように
焼き鳥大戦
このように曲線を多用したラインが特徴的で、丸っこい感じです。
プレザージュの柔らかい昔ながらの時計デザインを知った上で、少しずつゆっくりと温めるように新しいものを作り上げていく。
これこそ、セイコー プレザージュの目指す、そう
「知故温新」
すなわち
これぞ、プレザージュの新しい試みだ！
厚みを抑えずラウンド感を出しつつ、ケースサイズを40mmに抑えることで、装用感にも配慮しています。
バンドの色を変えて楽しむのもありですね。
また、上記SARF012のブレスを付けることも可能です。見た目がガラリと変わって、コーデや使用機会に幅が出ます。
文字盤の紋様と、ゴールドのGMT針がとても印象的。見ていて、ホント、楽しいです。
柔らかい印象のプレザージュと、カットの入ったスタイリッシュなベゼルのコンビネーションは、そう、新しいプレザージュの船出、大海原の旅人への祝砲となるはずだ！
あああ、そんなのはいいからとりあえず、もう、この新しいプレザージュ、オーシャントラベラーを見に、鳥取の中井脩へ出航だ。
動画もどうぞ（最初、アップロードした動画は別のものでしたので、差し替えました）
SEIKO PRESAGE
Ocean Traveler
セイコー プレザージュ
オーシャントラベラー
SARF013
180,000円＋税
楽しんで頂けたら、１ｸﾘｯｸ！ お願いしますっ
随分、幅が広くなったプレザージュ。以前からのモデルも、やっぱイイっす
あああようや、暗いトンネルを抜けて、坂の上に浮かぶ真白な雲を眺められるのかな？
人によってかなりの差があるというワクチンの副反応だから、自分が終われば、後は身近な家族の症状が気になってくるもの。
女房はつらいとかしんどいというようなことはあまり言わないタイプだから、こちらから気を遣わなければなあ。
「乾杯！」
脳みその片隅にちらりと浮かんだ思いは掲げた酒杯から零れるビールの泡のごとく消え去る代わりに、万事盛況、喫緊営業会議の宴がますます深まるにつれて、どこからか湧き上がってきた
「そんなの関係ねぇ！ そんなの関係ねぇ！」
ジジイキレ渦巻く怒涛の歓声は、それぞれ各人のおかれる心の状況を如実に表しているのに違いない。
「そんなの関係ねぇ！ そんなの関係ねぇ！」
なるほど。
我々はこのように、現実と、我々の心の有り様いや心が望むものとの乖離に苛立ち、拳を振り上げたいのだ。
「その代わりに、お父さんたちはあくまでも平和的にふふふ、ああしてビールジョッキを振り上げるのでございまして、ゲフっ」
宴の余韻を引きずりながら帰宅して、一人上機嫌な父から息子たちは離れていき、2回目のワクチン接種を終えたばかりという女房も
「んじゃ」
と早々に寝室に引っ込んでしまうのだから、薄暗いリビングに残された男は
（そんなのカンケーねんだわ）
独りごち、シャワーを浴びて駆け込むようにベッドにゴロリと転がったら最後、朝まで爆睡した次の日、どうも女房の調子が悪いらしい。
「体が痛いし頭も痛い。熱がある」
休みのその日は一日、ベッドで過ごしたそうで、会社から帰宅すると
「しんどかった」
だいぶ、良くはなったらしいが、前の晩は体の痛みや頭痛と、さらには爆音イビキとの闘いで眠れず、何回、汗を拭いたり水を飲むために起き上がったことか。
「5回も起きたわ。知ってる？」
そう言われたならば
「知ってるよ、もちろん」
とか
「大丈夫だった？」
そんな風に答えるだろう。
だが、それは平均点の回答であって、普段の行いが中央値を大いに下回り、偏差値30くらいの我々はもう少し上の回答を目指したい。
「えっ、6回じゃなかったっけ？」
とか
「4回までは数えていたけど・・・」
キョトンとして
「ごめん、５回だったかぁ」
頭を掻くような白々しい素振りも重要で
「まっ、いっけど。楽になったし」
そう笑う彼女にあわせて
「だな。こりゃやられたｆｈｈｈｈｈ」
そんな茶番が演じられる家庭ならば、私のような色々と薄弱なものでも何とか、やっていきたい。そんな風に思えるのではないだろうか。
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