米津玄師の新曲『Pale Blue』が先日、発売になったので、今まで20回ほど聞いたが、まだ、ピンとこない。
いや、こうした事はよく、あるのだ。
米津玄師『Black Sheep』の謎に迫る
すなわち、私のような感性の鈍い者にとっては、素晴らしい音楽・曲が琴線にピンッと触れるのに時間がかかることはまま、あることである。
だからして、同じく米津玄師のあの曲を最初、アルバムのリピート回数と同じだけ聞いていた時には素通りで、全く震えることのなかった感情がいつの間にか、その曲だけを何度も繰り返して聞くようになり今現在、何回くらい聞いただろう。100回200回どころではないはずだ。そのたびに、涙がこぼれそうになって困る。
お酒を飲んでボオーッとしながら、リピートでMVを見ていると、急に襲い来る感情の波を抑えきれずに
「ぁぁあっ」
ハゲチャビて脂滴り、丸々と肉付いた顔面にバッテンを与えられたゲジュウ過ぎのオヤジが正体不明で嗚咽を漏らすのだから笑うのだが、さらに視聴の回数を重ねていくうちに乾いた涙の跡が、あのピエロの悲しきメイクのように汚れてきた頃、今まで見えなかったものが見えてくるのだ。
そう。
♫ありふれた毎日♫
を懐かしく思う、そんな日々に嫌気がさしてきた私に鳴き続けてくれた
『カナリヤ』
の歌の、真実の断片が。
BREITLING SUPREOCEAN
ブライトリング スーパーオーシャン
AUTOMATIC 48
オートマチック 48
DLCコーティングチタンブルー
（長いなあ、いろいろ）
V17369161C1S1
６００，０００円＋税
主なスペック
- ケース材質：チタン
- ストラップ材質：ラバー
- ガラス材質：サファイア
- ケースサイズ：48.0 x 57.6 mm
- 厚さ：17.2 mm
- 重さ：140.0ｇ
- 駆動方式：機械式（ブライトリング17）
- 300 m防水
ブライトリングの防水系シリーズ、スーパーオーシャンのチタンケースモデルV17369161C1S1に一目惚れしたからには、濡れたハートの氵女十【おにゃにょこ】的なレビューをお届けしちゃいます、み〜ん。
タグ・ホイヤー160周年記念限定
シチズンなどの国産時計では以前から、結構使われていたDLC。
DLCとは、ダイヤモンド-ライクカーボンの略で、ダイヤモンドのように硬い炭素素材で表面処理をすることにより、擦り傷に強い強度となめらかな触り心地になります。
通常は鏡面仕上げが特徴的なセラミック素材に同心円状のヘアライン仕上げを施して、マットな仕上がりにしているのも、面白い。
いや、美しいです。
実際にしっとりとなめらかで、金属とはちょっと違った触り心地です。
この手触りばっかりは、是非、実物を店頭でお試しください。
ああ、美しい。
ベゼルのネイビー：紺と文字盤の紺の仕上げ違い、色違いが、何か心に響くんですけど。
ご覧いただけます？
DLCのマット仕上げのケースからの、ベゼルの筋目仕上げが良くないですか。
良いんです。
いや、これは、静かな紺碧に見とれている今にも、まさに動き出しそうな機能美。
大きめのリューズとベゼルの指掛かりの、つや消しの、道具的な感じも、あ〜いいわ。
ふと俯いたディテールから顔を上げて、俯瞰してみると、全体が突如、輝き出す。
これは、ベゼルの回転を止めるロックです。
海中での作業時、ベゼル上の数字で残り時間などを確認する際に使うための機能ですが、まあ、実際の作業では使わないのではないかな。
外側からは見えませんが、軟鉄製のインナーケースによって、スマートフォンなどの磁気から機械を守り、さらに300m防水を確保しています。
よって厚さは17.2mm、ケースサイズ48mmとかなりビッグサイズです。
ブライトリングのＨＰにも
「驚くほどビッグサイズ」
と記載してあるのを見て、こちらが驚いちゃいました。
裏蓋は超シンプル。
加工を必要最小限にとどめた、と言えそうなデザインです。
今までのスーパーオーシャンとは一線を画すような素材感、デザインです。
私はかなり惹かれました。
しかし、ブライトリングの趣き深いＨＰの文言で語られるように、小さな私にとっては、さらにさらに「驚くほどのビッグサイズ」なのでは・・・
ミニ丸ミニ雄にしてみれば、やっぱり大きいか？
イケません？
試用して、私はイケると思いました。
ああ、これはいい。
イケます。
今までにない独創的なスーパーオーシャンに一目惚れ。
これは、間違いなく、本当に欲しいヤツ。
あとは、ブライトリング公式が、驚くほどにビッグと言っちゃっているわけだから、実際に手に取って見なくちゃだわ！
あ〜欲しいッ、見たいっ！
これで良かったら、どうぞ御覧ください。
BREITLING SUPREOCEAN
ブライトリング スーパーオーシャン
AUTOMATIC 48
オートマチック 48
DLCコーティングチタンブルー
（長いなあ、いろいろ）
V17369161C1S1
６００，０００円＋税
こいつも、凄い！
定番中の定番です
ヘリテージも、渋いです。
その断片というのは、ああ、氵男なら皆、誰しも経験したことのある、こそばゆくも切ない青春の1ページいや30分間
「いや、ちょっと10分、一人にしておいてくれないか」
米津玄師『カナリア』のMVの、以下の場面でいつも
129秒から、再生されます
心の中で
「重いんだわ」
呟いている自分に何というか、反人間性というのか、冷淡さを感じながらも、今この一刻ばかりは耐えられねんだわ。
「ちょっ静かに！ 眠いし」
ゴロリと彼女に背を向ける。
そんな自分はみんなと少しも変わらなかった。
良かった悪人じゃなかった。
ボクは皆と変わらない。
ボクは一人でやっていける。
ああ、一人バンザイ。
気付けば、『カナリヤ』で米津が投げかける想いとはほど遠い、悲しくも切ない氵男の真実を、サガを肴にもう一杯！
コメント