この縮こまるほどに寒い冬とうだるような夏の、どちらが好きかと問われたら、皆さんはなんと答えるだろう。
私は
「春と秋」
胸を張ってそう答えよう。
暑いのはもう体力が持たないし、冬は冬で、歩いているだけで涙も、手も足も寒くて冷たくてちょちょぎれるから、春と秋の、四季ではなくて二季がいいな。
ただ、そんな私の脳内を絞って見ると、興味深い思い出は見事に、初夏から真夏のことばかりで、秋や冬、春には何かあったろうか。
青年の頃、梅雨の時期にはかなりの頭痛で悩まされことはあったが、それでも、その季節から初秋の思い出が色鮮やかに思い出されるのは、私が夏を好きだったからに違いない。
だから、鳥取の、幼き学生の頃の同級生だった彼と、何年かぶりに東京でばったり出会ったのは、公園を散歩すると首筋から汗が伝い、セミの鳴き声もまさに聞こえていただろう。そんな夏のある日だったように思い出されるのだ。
The CITIZEN
ザ・シチズン
AQ4060-50W
300,000円+税
数量限定300本
主なスペック
- ケース材質:ステンレス
- ガラス材質:サファイア
- 精度:年差±5秒
- ケースサイズ:40.0mm
- 厚さ:10.1mm
- 重さ:134g
- 駆動方式:光発電
- 10気圧防水
昨年末に発売されたザ・シチズンの数量限定モデルAQ4060-50Wのご紹介です。
ザ・シチズンの象徴フェニックスのロゴが盤面に整然と刻まれています。
綺麗に磨かれています。
しかも針にまで、ヘアラインの仕上げがしてあるのが凄い。
光発電でございます。
電池交換不要で年差±5秒。
手間いらずの時計ならこれだ。
すべてのインデックス上でピタリと秒針が止まるのも、ザ・シチズンやグランドセイコーなど国産最高級時計の特筆すべき作りです。
黒色のプリントがしてあるため、視認性はさらにアップ。
いや、厚くはない。厚みは10.1mmです。
ちょっと気になることはありますが・・・。
ブレスもごくごくシンプルな三列。
ホワイトの文字盤上に、透かされたようにフェニックスが刻まれているのが、まさに、自分だけの密かな楽しみに。
フェニックス一匹一匹に名前をつけるてみるというのも、また、これ一興。
には残念ながら、数量限定シリアルはありません。
何を意味した限定は不明ながらも、300本限定には違いない。
それよりも、お気付きの方はいらっしゃいますでしょうか?
これはすごい。和紙文字盤
そう、こちらも上記エントリーの限定モデルと同様、裏蓋をねじ込んで装着した後に、フェニックスのロゴやメーカー名、ブランド、固有番号などを刻印しているのです。
素晴らしい技術ではないですか!
もちろん、何年後かに分解掃除をするため裏蓋を開けたら、刻印はズレてしまうものの、こちらのモデルはエコドライブなので分解掃除もかなり先になります。
その間、裏蓋とは言え、整然と上下が揃っていると、繊細な方には気持ちがいいのではないでしょうか?
というわけで、シチズンの技術力が活かされたこの限定モデル。いい時計が一本、欲しいという方に、まさにおすすめ!
The CITIZEN
ザ・シチズン
AQ4060-50W
300,000円+税
数量限定300本
さあ、当商品はランクインしたでしょうか?
2021オススメ【 ザ・シチズン】PVランキング えっ? もう、12月23日? 時の経つのは早いもの。 と感じ出したならば、自分の脳や体の動きが鈍くなってきているため、時間の進むを早く感じてしまうという、そう、まさ...限定ではありませんが、かなり渋い、ザ・シチズン
ザ・シチズン AQ1054-59E THE CITIZEN ザ・シチズン AQ1054-59E 360,000円+税 主なスペック ケース&ストラップ材質:ステンレス ガラス材質:サファイア ケースサイズ:横39mm 厚み:11...
武蔵小金井の前原坂上という五叉路から数十メートル、小金井街道を南に下って
「今月はピンチなり」
仕送りとバイト代の振込前の懐厳しい土曜日の昼過ぎに、授業もないしバイトもないけど腹は減ったから、「カレーのプーさん」
以下より続き
武蔵野【タグ・ホイヤー 奄美大島限定】紀行 東京に進学した後、兄弟が多い関係で色々なところに移り住んだことは以前、ブログで取り上げたが https://siunakai.com/2021-01-09-TWA/ 30年前の話です! けど、色々...
に立ち寄って
「こんにちはw」
と挨拶してみても誰が返事をしてくれよう。金のない奴は客でもなければましてや神様であろうはずがない。
「ふん、見てろ。いつかきっと」
立派になって帰ってきてやる、仕送りを握りしめて。
そんな思いで踵を返し交差点に戻ってみたものの、昼間っから家に帰っても仕方がない。まあ、散歩でもしようか、何か落ちてないかなと空いた腹を擦りながら、西に向かい4分くらいで小金井市役所を過ぎ、さらに2分ほど歩いた辺りを左折するとまた出現する下り坂の斜面上に、それほど大きい公園ではないものの、四季折々の草木の様子が目に楽しい。そんな公園があったはずだが、ネットのマップで調べてみるとそこら辺りは今「どんぐりの森公共緑地」という場所らしい。
私の住んでいた30年前もそうだったのだろうか、覚えていないし今となってはわからないが
「どんぐりか」
落ちていればどうしよう、食べようかなどと考えていただろうか。
「あれっ?!」
と言う声に
「いや冗談です」
食べませんよさすがにと驚いて、はっと顔を上げると、低い木々が覆いかぶさるような5m先の、石段の途中に
ゆらり
という感じで立つ優男が、私を見て
「たくお?」
右手を口に当てて驚く姿はあの頃の鳥取の、耳を覆うほど伸びた髪にウェーブがかかってちょっと大きくなった彼のままであったから
「ぇ、お前、東京?」
ひと目で誰かわかったものの、人の噂からも立ち消えて、どこにいるかわからないでいた彼が2、3歩前まで接近し
「ああ」
口に当てていた右手でヒラリと髪を耳にかけて、恥ずかしそうに目を逸らす仕草をしてみれば、その一瞬彼の半径1m周辺だけはヒヤリと涼しいのだろうか、いや、私の回りをこうしてカッと照りつける陽の光はいよいよ眩しく、セミの鳴く声も急に大きくなって、目の前の彼が何か口を開いてしゃべり始めた、その声だけが聞こえなくなる。
以下へ続く
カレーの門【ザ・シチズン AQ4030-51A】堕落篇 気が付くと、ウェーブのかかった彼の長い髪の毛が、ベッドの枕に何本か着いたままになっているのを、数えるともなく数えていた。 ぐうお〜来た〜っ!? 以下より続き ht...連載初回はこちらです。
カレーの門【G-SHOCK GBD-100SM】筑豊篇、スタート カレールウの購入金額が日本最多な都市は、鳥取市らしい。 かなり前に、報道や観光協会、役所などで周知された話題だから鳥取内では有名な話ではあるものの、下記の記事...
コメント