当社支店がテナント入店している市内の老舗ショッピングセンター（以下、ＳＣ）の顧客層はかなり年齢が高く、必至、当社店舗の顧客も男女問わずご年配が多いが、
以下より続き
当ＳＣ内は、フードコートらしき場所から空いたスペースに設置されているテーブルまで、それこそご高齢者がつどってワイワイと弁当を広げ、お茶にお菓子で三寒四温、日々移り変わる寒暖についてご歓談していたりもするだろう、が、いつもと同じ顔触れをお見かけする度に、賑やかな笑顔で、通り過ぎる私などを追うその目線、その目線がお仲間に戻るその一瞬、寂し気な雰囲気が目尻の皺辺りに浮かぶよう感じるのは、私だけだろうか。
CITIZEN ATTESA
シチズン アテッサ
CB3016-51Z
８０，０００円＋税
CITIZEN JOUNETSU COLLECITON
世界限定１７００本
主なスペック
- ケース材質：スーパーチタニウム
- ガラス材質；サファイア
- 駆動方式：ソーラー発電電波時計
- １０気圧防水
- 重量：８．７g
- 厚み：９．３mm
さあ、CITIZEN JOUNETSU COLLECITON の第何弾でしょう、アテッサの三針タイプをご紹介いたします。
その高層ビル群がモチーフになっているらしい。
真っ赤ではない、落ち着いた赤なので装用しやすいはず。
綺麗にサイドを磨かれたスーパーチタニウムのケース。擦り傷にも強いので惜しげもなく常時、装用したい。
重さはスーパーチタニウムで８．７ｇ。持つとその軽さがわかるはず。是非、店頭でご覧頂きたい。
全体に施されたヘアラインのつや消し仕上げと赤い文字盤が、大人な上品さに、そう、情熱を感じさせようではないか、そんなデザイン。
以前紹介した、カシオのエディフィス
激薄、ソーラークロノグラフ。しかも高コスパ
ほどではないですが、ソーラー電波で９．３mm。時計は、その厚さが装用感に大きく影響を与えるのです。
着けやすいですよ。
ベゼルにはブラックＩＰが施してあるため、引き締まった印象を与えてくれます。
このシリーズは
もちろん、なしっ！
こちら、シチズンのカンパノラにはあるのにな
次はどの「道」に進もうか？
落ち着いたフォルムと仕上げに、JOUNETSUはありながらも主張し過ぎない赤い文字盤を擁したこの時計があなたの腕で、今、大切な時間を静かに告げる。
分刻みの生活で、自分の中にある静かなJOUNETSUを、この時計に託してみる。そんな初めての時計になるかもしれない。
から、あ〜欲しいっ！
CITIZEN ATTESA
シチズン アテッサ
CB3016-51Z
８０，０００円＋税
CITIZEN JOUNETSU COLLECITON
世界限定１７００本
JOUNETSUから2021年はYELLへ
現代の芭蕉、ここに
ふと、彼らはどうしてここに集まって来るのだろうと、気になった。というより、彼らが各々、徒歩だったり、自転車で、あるいは乳母車を押しながら雨の日も風の強い日も万障繰り合わせて当ショッピングセンターに向かう。それぞれのおウチから町を過ぎ、通りを渡って集まってくるところを見かけてみれば、彼らがここに集まるのは、彼らが足を運ぶこの場所よりも、彼らが居たたまれない場所、離れたい場所にこそ何らかの原因があるのではないかと、そんな気がしてくるわけである。
家に居れば、折りの合わない嫁に掃除だ邪魔だ洗濯だ、ああ汚い、これは下着ですかゴミですか、私はゴミは洗濯しませんからご自身でお願いします。昼ごはんはおにぎりです、昨日もそうだけど、明日もそうです、戦時中は白米など食べられなかったと聞いていますし、ウチも子供二人、大学に出しているのだから家計はそれこそ戦時中、贅沢は言えません、贅沢したかったらご自身の息子に言えばいい。お昼は、ママ友が遊びに来ますので、ダイニングには顔を出さないで下さい。
などと、さすがにここまでのことはないだろう、いや、どうかな。何だか自分が言われているような気さえしてきて、将来の我が身に起こりうる不吉な物語が目に浮かぶ。
いや、やられてばっかりでは堪らない。こっちだってそんな風に罵られてまで、家にいるわけにはいくかよ馬鹿野郎。足腰の辛ささえちょいと我慢してこのショッピングセンターに辿り着きさえすれば、暑さ寒さは凌げるし、惣菜や弁当だっていくらでもある。佐々木さん達と色んな話に花が咲こうとも。聞いたところでは、都会に出て大企業に勤める鈴木さんの息子さんは生馬の目を抜くような日々の業務に圧殺されて入院したらしい、立つことさえ出来ないらしいから、大変だ、見た目も草臥れ、しなびてフニャフニャになっていると自嘲の手紙を届けてくれたそうだ、何度も読み返して皺だらけになった手紙を見せてくれたが、ワシの息子などは見た目は立派なものの、あの嫁に１発、ガツンとかまして、腰を砕けさせることさえ出来ないのだからああ、嘆かわしい。まあ、いいさ。ワシには年金の他に実は、たんと蓄えがあるのだ、妻が生前、コツコツと株式投資で増やしてくれた大金があればこそ、いや、待て、実際あるかどうか確認しようとしたら、先日、東証のシステムが止まってしまって、びっくりしました、
Macにすれば、大丈夫かも
いやいや、こんなびっくりするようなお金があることをいつ、あの鬼嫁に伝えようか、その時の、驚いて開きっぱなしの嫁の口に、それこそゴミでも放り込んでやりたいくらいだ。待っていろ。もう少しきちんと計画を練って、然るべき時に大逆転劇を起こしてあげるから覚悟していなさい、その時は、ポカンと空いた鬼嫁の口にポイっとワシの下着を、まあそれはいいとして、それにしても、ショッピングセンター内のなかいしうトスク店の、お昼の間だけいる若々しくて男前、「ウヘヘッ」とこぼれるような笑顔が眩しいあの店員さんは何と心優しい人だろう、説明を受けるたびに私が
「ええーっ！」
とびっくりするのを快く受け入れてくださるのだから、毎日でも顔を見たくなるのだけど、どうだろう、ワシのこの蓄えの一部でも、あの店員さんにあげようか、５０００万くらいあげてもいいかなあ。少ないかな。
そんなふうに悲喜こもごものお話と妄想を語ってみれば、なんだか実際に誰かご年配からお金がもらえそうな気がしてきたから、これ不思議。
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