我々は勝った!
勝ったのか?
勝ったのだ!
約4ヶ月に渡る闘争の果に、我々の目の前に広がるのは、まだ新しい秩序の創生に踏み出したばかりの混沌とした世界ではある。
太宰は云った。
私のどうしても嫌いなのは、古いものを古いままに肯定している者たちである。新らしい(ママ)秩序というものも、ある筈である。それが、整然と見えるまでには、多少の混乱があるかも知れない。しかし、それは、金魚鉢に藻を投入したときの、多少の混濁の如きものではないかと思われる。
太宰治『如是我聞』より
新しい秩序が整然として日常に溶け込んでいくのには、もう少し時間がかかるのかも知れない。いや、案外、新しい日常は何も知らぬ顔をして、もう普通の日々と入れ替わっているような気もするが、私たちの内側にある古いものへの残像が、今この光景を動揺させ混濁させているのだろうか。まだいくらか、ふわりふわりと落ち着かない気がしないでもないが、いずれにせよ、その混濁は、時間の流れとともに生活の足元に沈殿していくはずだ。
GRAND SEIKO
グランドセイコー60周年記念限定モデル
SBGP015
数量限定2000本
400,000円+税
主なスペック
ケース素材:ステンレススティール、セラミック(ベゼル部)
ガラス素材:サファイアガラス
ルミブライトあり
駆動方式:電池式クオーツ
精度:年差±10秒
お待たせいたしました。コロナ禍で発売延期になっていたSBGP015、セイコーが持てる力を注ぎ切るグランドセイコー60周年記念限定シリーズの新作がようやく発売されました。
シンプルで無骨とさえ云えそうなデザインを構成するきめ細かな仕上げが、軍手の粗いテクスチャと絶妙なマッチング。軍手との装用もありなのでは? ないし。
ベゼルはブルーのセラミックです。傷が付きにくく、耐久性抜群。
ケース全体のマット仕上げとベゼルのミラー感のコンビネーションが、キラリと目を引きます。また、矢印で示した部分の曲面を描く鏡面仕上げは、選ばれしGSの職人が施すザラツ研磨によるもの。このちょっとした艶ありの仕上げが、時計に高級感を与えてくれるのです。
凄いでしょう、このミラー仕上げ。マット仕上げもビシッと筋が揃っています。
このモデルは、GSの数少ない、インデックス(時分のメモリ)に蓄光塗料を使うモデルの一つ。暗い中での視認性が大幅、アップ。
とは云え、もちろん、インデックスの一つ一つに面取りが行われてさらに鏡面の磨きがかけられていますので、少しの光がきらりと輝きます。
ああ、この造形美。
ウイスキーをチビリチビリと舐めながら、一人男の小部屋で身悶えたい。
わかります、この気持?
さて、シリアルは・・・・!
くわーっ、出ました。が、今回は写真がうまく撮れなかったので、画像はなし。
現時点(2020年5月29日)での在庫のシリアルは、
シリアルは?
シリアルは?
シリアルは?
1123 / 2000
フォー!
123ではなかったものの、1123の方が1が一つ多いし、こちらは何と素数。素数好きにはたまんねー。絶対、これしー。
(2020年7月14日、以下、画像追加しました)
機械式と比べると厚さはありませんが、防水性確保のため、通常のクオーツよりは厚い。
いいですね。クオーツにしてはいい価格ですが、このデザインは最高ではないか。しかも限定。当ブログの人気エントリーでもあり、この度、商品が入荷しましたので画像を追加しました。もう、再入荷はないかも。
気になるシリアルは・・・。
画像はありませんが、
「1005 / 2000」
パット見、かなり5で割れる感じ。キリもいい。
行くしかないし!
(2020年7月14日現在の在庫ですので、売り切れの際はあしからず)
GRAND SEIKO
グランドセイコー60周年記念限定モデル
SBGP015
数量限定2000本
400,000円+税
GS 60周年記念の全モデル一覧はこちら!
そうだ、私達はこうして何とか打ち勝つことができたのだから、何はともあれ祝杯を上げようではないか。お猪口に一杯それだけでいい。
いや、ジョッキに2杯、ショットのダブルでもう一杯。
いやいや、第二第三の刺客がまた現れるかも知れないのだから、もう少しあともう少しあとあと少し待つべきだ。
いやだ!私たちはもう彼らから身を守る術を知っている。これから進むべく道は共生だ。居酒屋のカウンターで、新宿コマ劇場前の噴水(まだ、あるの?)で、あるいは大阪駅泉の広場(もう無いのでは?)でスマホを睨む怪しい待ち合わせの仲間と肩を組んで共存するのだ。などという意見もあるだろう。が、私は違う。
私は戦う!一人でも。
という思いは1月の終わりから変わっていないその証左として、あのカタストロフィの始まりを告げし黒船ならぬ白船が寄港した数日前に、以下のような戦略を
我々は【俺も!!】絶対勝つ! いくつくらいまでサンタクロースを信じていただろうか?思い出してみる。 うむ。 家族が寝静まり灯りが落ちたリビングのソファで、飲みたくもない酒をあおる。 記憶がな...きんペーwwwこいつ、止めらんね〜
を発表し、そうは云っても一人では心許ないので皆さんのご賛助ご協力を募った。この記事は、アイコンはどれにしよっかな〜とか云いながらいつもより時間をかけたのはもちろんのこと、子どもたちへのクリスマスプレゼントを我が懐に5%以上還元するという苦渋の策で資金を手配し、そのため、その後2、3日は彼らの不審な眼差しに耐え忍ばなければならなかった割には評判が良いということはなく(どっちなんだい?)、忸怩たる思いだった。しかしこの度は気持ちも新たに、この新しい秩序を戦い抜き生き抜くためにこそ、NSB育成プロジェクト第2弾をここに掲げ、皆さんのご助力を仰ぎたい。そして、見上げてご覧と爽やかな五月の空を仰ぎたい。
とここまで書いてきて、支離滅裂な文章であることに間違いないが、いつにも増して酷いのは、それなりの理由がある。
実は、大変なことが起こったのだ。
見上げてごらん、今年の五月の空は、そんなに突き抜けて青いわけではなかったよ。
新しい秩序が整然として足元に落ち着いたとしても、やはり「新しい」秩序であることに違いはない。今までとは違うのだ。
皆さん、聞いてくれ、いや聞いてください。気をつけなければならない。敵は奴らだけではなかった。どうぞ、少し落ち着いて、普段のことをきちんとする。それが肝心。
この閑散としながらも混濁した街には今、あの一味が跋扈し始めているようなのだから。
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ばかやろう、そいつがルパンだ!
【GS SBGP015】
えっ、こいつも?https://t.co/JeIQgKgjKm#はてなブログ— 【欲しい!】中井脩ぶ’ つよくつぶやく【別館】 (@nakaishubutuyok) 2020年5月29日
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