現在ヨーロッパ、アメリカなど新型コロナの第二波が懸念される中、来年、東京オリムピックなど出来るものだろうか?
無理なんじゃねーの。
と書いたが、最近、自分の云うことが逆張りで、我ながらよく外れる気がしてきているから、案外オリムピックもイケるかも知れない。と書くと、そのまた、逆になり・・・。
GRAND SEIKO
グランド・セイコー
SBGC203
860,000円+税
主なスペック
- 外装:ステンレス&サファイアガラス
- ガラス材質:サファイアガラス
- 駆動方式:スプリングドライブ
- 10気圧防水
数量限定モデルではありません。
グランド・セイコーマスターショップ以上の店舗での取扱となります。
さて、こちら、グランド・セイコーのスプリングドライブのクロノグラフSBGC203のご紹介でございます。
スプリングドライブとは、ゼンマイで動かした時計をクオーツで制御するというセイコーが開発した独自の駆動方式です。
大きめのリュウズとボタンによる存在感と文字盤上の文字、ダイヤルのアシンメトリーデザインが、「機械感」を演出しています。
ランダムな各配置は、見れば見るほど引き込まれ、楽しいデザインです。
この存在感に負けないような文字盤が必要だったわけかな、ふむ。
今回、SBGC203を取り上げたのは、「規範」を重要視しているグランド・セイコーのブランドコンセプトでありながらも、遊び心とデザインの柔軟性を全面に出した、稀有なモデルの一つとして2007年に発売され、その後、10年以上、スポーツコレクションの先発人気モデルとして輝き続けているこの時計を、オリムピックにちなんで紹介したかったからでございますとか何とか、本格時計ブログみたいではないか。
裏側から見たこの器械感。いいぞ、ああ、欲しくなってきた。
プッシュボタン式の三ツ折を採用しています。
ヘアライン仕上げとのコンビで、ケースに動きが出るのです。
ステンレス製で187gあり、かなり重量級。しかしケース幅は43.5mmなので、そこまで見た目、大きくは見えません。
大きなリューズとプッシュボタンのため、バランス的にケースは引き締まって見えます。黒い文字盤のお陰もあるでしょう。
ロックを解いた状態のプッシュボタン、その根元には、画像のように黒いラインが見えるのがおわかりいただけるでしょうか。
この状態で、ストップウオッチのスタート、ストップボタンとして、押すことができるようになります。
ロック式にしているのは、誤作動による水の侵入や故障を防ぐためです。
機械式のカメラのシャッターボタンのように半押しする感覚までが得られるように作り込まれているこちらのボタン。重すぎず軽すぎない絶妙なクリック感が実現されています。
100振動!
1964年に、実際にオリンピックで使用されたセイコー製ストップウオッチは、つまり1/100秒まで計測できるというのだから、凄い。
上記のストップウオッチのプッシュボタンを参考に作り込まれたというSBGC203のプッシュボタン。
ストップウォッチ機能のボタンの押し心地にまで拘ったSBGC203、この「遊び」へのコダワリは、機械好きな私達の心を、ああ、確かに掴んで離さない。あ〜欲しいっ!
追記)2022年3月、動画と画像を追加しました。
この雰囲気は、SBGC203独特です。
Channel 2 Rock! Your Rock Suck!
GRAND SEIKO
グランド・セイコー
SBGC203
860,000円+税
見た目、幾分、似てます
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